雰囲気は良好だけどスパルタなレッスンです!
今週のKちゃん(小2)のピアノレッスンをご紹介します。
レッスンメニューは、
♪リズム(付点2分音符・全音符・2分休符・全休符)
♪ハノン:1番、2番
♪《メトードローズ》より、練習曲6番、7番
今週でKちゃん、《リズムのほん2》が修了しました。
Kちゃんのレッスンに、リズムを取り入れて本当に良かったなぁ、と感じています。
Kちゃん、とっても楽しそう!!
来週からは、《リズムのほん3》に進みます。
確実にレベルアップしていることが、こうやって生徒自身実感できると楽しくなってくると思います。
ピアノの鍵盤奏のレッスンでは、ハノンが中心という・・・辛さメインのレッスンをしてしまいました(;´∀`)と言っても、Kちゃん自身は、そんな辛そうには見えませんので、悪しからず・・・(笑)
ハノン1番合格!!
とっても上手に弾けるようになりました。
その後、2番の譜読みと指遣いの確認をしました。
1小節だけでしたが、右手と左手それぞれ20回ずつ弾かせました。
こうして文章として読むと、“小学校低学年の子どもに何というスパルタな先生なんだろう・・”と思われるかもしれませんが、当の本人はそんなこと、これっぽっちも感じてないのでご安心ください(笑)。
“こういうものだろう”と思っているはずです。
やっていることはスパルタでも、雰囲気作りが上手いからね~、由佳先生は(笑)
小さな生徒ものびのび育っていますよ♪
ここで私自身の練習をちょこっとご紹介します。
ピアノの練習を始める前に、基礎練習でウォーミングアップをします。
スポーツをする前でも、本格的に練習を始める前に体をあたためますよね。それと同じで、ピアノの場合は指をあたためます。
私の基礎練習の流れは、次の通り。
[ハノン:46番]
調を変えてしっかり2回、ハ長調に戻してテンポを上げて2回。
[ハノン:29番]
これは全部で5回弾きます。
ホ長調でしっかり指を上げて1回、少しテンポを上げて2回、そしてハ長調に戻してテンポをマックスに上げて2回。
[ハノン:54番]
これも調を変えてしっかり1回、ハ長調に戻してテンポを上げて1回。
[ハノン:59番]
これはハ長調で1回。
[リトルピシュナ:16番]
これは、中指と薬指の強化。
[リトルピシュナ:12番]
これは、薬指と小指の強化。
[ハノン:60番]
ここまで基礎練習をやってきた腕にさらに負荷をかけるという、60番練習曲。
腕の乳酸はマックスに。
時には、辛すぎて叫びながら弾く時も・・(笑)
ここまでが私の基礎練習の流れです。
25~30分くらいかけて、筋力強化に励みます。
★優雅でいいわね~
★高尚な趣味ね~
そんなイメージを持たれることが多いピアノ。
私から言わせると、「そんな甘いもんじゃないぞ!」と言いたいくらいです、実は。
アスリートだってば・・!!
もちろん小さな子どもにはこんな過酷な基礎練習を私と同じメニューで課すことはありませんよ!
でも、徐々にね、10年~15年かけて、こうなっていきます!
Kちゃんにも、筋肉をつけてほしいです。
Kちゃんは、ハノンの基礎練習を始めて半年ほどです。
基礎力をしっかりつけていってほしいです。
今週のレッスンでは、ハノン以外にも、合格続きのKちゃんでした。
本当によく頑張っています。
帰り際、玄関まで見送ると、Kちゃんからこんな一言が。
『リズムのほん、買うの忘れないでね。』って。
はいは~い!!
来週、きちんと《リズムのほん3》を準備して待ってます♪♪
レーヴ・ジュール音楽院・・・仙台市泉区・北中山のピアノ教室
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