みんなで伸びていきたい

2015-05-23

こんにちは、レーヴ・ジュール音楽院講師の由佳です。

仙台市の小学校では、今日が運動会だという学校がほとんどなのかな。
少なくとも泉区・・というより、我が家周辺では、今日みたいです(笑)

仙台市立北中山小学校
仙台市立南中山小学校
仙台市立長命ヶ丘小学校
仙台市立高森小学校

これらの学校に通う生徒たちが多い我がピアノ教室。
土曜日にレッスンの子たちが多いので、今日はみんな振り替えています。

そのため、私はのんび~りできています(*^▽^*)

我が家のすぐ近くにある北中山小学校の賑わいが朝から聞こえてますよ。
ラジオ体操やら、生徒たちの実況アナウンスやら。

お天気にも恵まれて良かったですね。
今日は仙台でも30℃近くまで気温が上がるとか。
熱中症やケガに気をつけて、みんな、頑張れ~(^O^)/

私は朝から布団を干して、レッスン室の窓を全開にして掃除をしました。
小学生たちは運動会ですが、幼稚園児や保育園児たちのレッスンは今日も変わらずありますからね♪♪

さて、前置きが長くなりましたが・・・(;´∀`)
今日は、伸びていく子の特徴についてお話したいと思います。

本格的にピアノを教えるようになって、2年半が過ぎました。

生徒の数も増えてきて、レッスンの引き出しや楽しさも生徒の数に比例し、順調な教室運営ができているとは思いますが、ここ最近思うことがあります。

・部分練習ができない子が多すぎる
・先生の指示に従えない子が多い。
・自分のプライドや恥ずかしさが邪魔をし、時間が無駄に過ぎていくといったケースも多い。

生徒一人一人の性格が大いに関係していることであって、すぐに怒ったり否定したり、あるいは無理に私のやり方に従わせようなどとは思っていません。そんな気はさらさらありません。

ただね、最近思うことは、
伸びていく子は、努力以前に、素直さを持ち合わせているんだなっていうこと。

☆先生のアドバイスやお話を聞く力
☆その通りにやってみる素直さ

これらがどうしても必要だろうな、と思うわけです。

私は30年間ピアノを続けてきました。
この30年間に4人の先生に師事してきました。
常に自分には≪師≫がいるという音楽人生を送ってきました。

自分を肯定するわけではありませんが、私は、先生の言うことには絶対服従の生徒でした、そして今もそうです。

『こうしなさい、ああしなさい。ここ弾いて。ここもう一回。』

こういった基本的な指示に対して、
『え~、嫌だ~。なんで?こうしたい、ああしたい。』ということを言ったことはありません。

我慢してきたわけでもなんでもなく、それが私にとっては普通・当然のことだったから。
先生と生徒の関係ってこういうものだろう、と子どもながらに理解していたのだと思います。

そんな音楽人生を送ってきた私にとって、最近の生徒たちの発言や態度がびっくりする時があります。
いや、びっくりというか、“自由だな~、この子~。”って笑っちゃう感じ(笑)

♪『ここもう一回やってみよう。』と言うと、『なんで?』と返す生徒。(普通、『はい』でしょ~)
♪『ここから弾いて。このテンポで弾いて。』などの私の指示を全く無視し、自分の弾きたいように弾く生徒。
♪私が話を始めたのに、ピアノを弾く手を止めない生徒。
♪『これやろう。』と新たな課題を出すと、『やだ。絶対やらない。』と言って聞かない生徒。

自分の方法が絶対だと言うつもりはないし、生徒に押し付けるつもりもありません。

ピアノ教室は、あくまでピアノ教室であって礼儀作法のマナー教室ではありません。
どこまでが自分の仕事で、どこからが親御さんのしつけなのかという境界線はきちんと持っていたいと思っています。

ただ言えるのは、

『由佳先生は、小さい時からこういうレッスンを受けてきて、こういう努力をして、こういう練習をしていたら、ピアノが上手になったよ。だからみんなにもこういう練習はしてほしいと思ってるんだ。』

ということだけ。

生徒全員には伝わらないかもしれない。
でも、それはそれでいいと思っています。
けど、言い続けることが自分の仕事だから。

☆ち、ちょ、ちょっと・・・先生のお話聞こうか(;´∀`)
☆時間を有効に使おうね。
☆できるのにもったいないな~
☆やるならダラダラしないで、シャキッとやろう!
☆弾ける所ばかり弾いていないで、できない部分を短く区切った練習をできるようになろうね。

こんなことを言うことが多い最近のレッスン。

生徒一人一人が、自分の練習やレッスン態度を見直す良い機会になればいいなぁ~、と思います。

もちろん由佳先生も頑張りますよ(^O^)

日々考えながらのレッスンです。

答えを出すのに時間がかかろうと、あるいは答えが出なくてもこういうことを考えること自体に意味があるのかな、って思います。
こうやって学びながら、教師としてのキャリアも積んでいけるのかなって・・。

生徒も先生も、成長を止めないピアノ教室でありたい。
みんなで伸びていきたいから。

 

レーヴ・ジュール音楽院・・・仙台市泉区・北中山のピアノ教室

お問い合わせ TEL:022-379-6130

 

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