一石三鳥・・いや四鳥くらいの指導法
こんにちは、レーヴ・ジュール音楽院講師の由佳です。
昨日、ピアノ指導法セミナーに出かけてきました。
会場は、仙台市青葉区一番町にあるカワイミュージックショップ仙台4階ホール。
セミナーテーマは、【ピアノ公開講座 ピアノテクニックシリーズ Vol.1 “ハノン 音楽的な表現を求めて基本からやり直すテクニック”】というもので、全5回にわたって予定されている講座の昨日は初回でした。
講師は、フランスで活躍されているピアニストの中井正子先生♪♪
実際に、ハノンを弾きながらお話をしてくださいました。
ピアノ学習者の多くが、ハノン教則本で基礎を学びます。
私も長年使っています。
練習する前に、指慣らしとして必ず弾いています。
いわゆる運動前のウォーミングアップってやつです。
これからの季節、寒くなってくるから手も冷たくなって指が動かなくなりますので、指を温めるのにハノンはバッチリ!!
指を温め、よく動く指にするための練習曲がたくさん載せられています。
疲れるんですけどね・・・(;´∀`)
でも、この教則本の効果を知っているだけに、いくら疲れても辛くても辞めずにはいられないんです。
というか、これをサボった後の怖さを知っているから、辞められません(^^;)
☆ハノンの目的・目標
☆効果的な指導法
☆効果的な練習法
これらについて2時間、みっちりとお話を伺ってきました。
スケールをやるにしてもアルペジオをやるにしても、一つのことで3つも4つも同時に教えていくヒントを得られた気がします。
一石二鳥ならず、一石三、四鳥とか(笑)
ハノンという一冊の教則本で、ピアノを弾く上での必要なテクニックを連動して教えていく大切さを学びました。
今後の自分の練習や生徒たちのレッスンで、学んだことを取り入れていきたいと思います。
で、ハノンって何??というあなた!!笑
えっと・・・ハノンとは、人の名前です。
フランス人。
ちなみに、フランス語では“H”を発音しないため、ハノンではなくアノンと言うそうです。
ハノンと聞くと、ただ疲れるだけでおもしろくもなんともないあの本・・・というイメージを持たれやすいですが、きちんとした目的意識を持って練習に取り組むと、たった数分の練習であったとしてもかなりの効果が得られます。
たくさんやらなくていいから、ちょっとを集中してやろう!
生徒にそう声がけをしていきたいと思います。
帰りは、やっぱりカフェごはん♪♪
身も心も充実の一日でした。
レーヴ・ジュール音楽院・・・仙台市泉区・北中山のピアノ教室
お問い合わせ TEL:022-379-6130