Yちゃん(年長)&K君(年少)姉弟のレッスン紹介♪
9月になりましたね。また新しく月がスタートしました!
仙台も気温がだいぶ涼しくなり、過ごしやすくなってきましたね。
今日は、最近のピアノレッスンから、Yちゃん(年長)&K君(年少)姉弟のレッスンをご紹介いたします。
レーヴ・ジュール音楽院では、彼らのように兄弟で通ってくれたり、親子でピアノを楽しんでらっしゃる方たちもいます(*´▽`*)
お姉ちゃんのYちゃん(5歳)は、当ピアノ教室に入会して1年が経ちました。
先日のレッスンで、入会1年祝いをしたばっかり(^_^)v
この1年で弾けるようになった曲は何十曲にものぼります!
弟のK君(4歳)は、ピアノ教室最年少。
お姉ちゃんから2ヶ月遅れでピアノのレッスン開始!
なので、我がピアノ教室に通い始めて10ヶ月目に入ったところです。
通い始め当初は、リトミック的なことを中心にしていましたが、最近ではピアノの前に座って30分のレッスンを受けることもできるようになってきました。
この10ヶ月で、確実にお兄ちゃんになりました(*^▽^*)
そんな2人のレッスンはたいていお母様同伴です。
たまにお父様が顔を出してくれることもあります。
家族みんながピアノのレッスンに協力的なので、私も非常にレッスンがしやすくいつも助けていただいています。
YちゃんK君ともに、最近のレッスンは、3週間後に控えたピティナ・ピアノステップでのステージ演奏に向けての準備をしています。
K君の演奏曲目は、
課題曲:おやまのがくたい(アメリカ民謡)
自由曲:たいこ(ハイドン)
年少さんゆえ、集中力こそ長続きはしませんが、ものすごい練習量をこなしてレッスンにやって来ます。
先日のレッスンでは、見違えるほど上達していて、私を驚かせてくれました。
ステージでピアノを弾くことが初となるK君には、ステージマナーについてもしっかりレッスンしています。
最初のお辞儀から最後のお辞儀までの一連の流れを確認し、きれいなお辞儀の仕方と、お辞儀に込める気持ちまでレクチャーしました。
いつもいつもサポートしてくださるパパママと、聴いてくださる方たちへの感謝の気持ちを込めた作法がきちんとできてはじめて、音楽が素晴らしいものになってくるわけで。ただ単に、ピアノがノーミスで上手に弾ければ良いというわけではありません。
こういったことを小さいうちからきちんと教えるのもピアノ教師のお仕事だと思います。
Yちゃんの演奏曲目は、
課題曲:ちゃいろのこびん(アメリカ民謡)
自由曲:小さな世界(ディズニー)
譜読み、そして暗譜に関して、ほぼ心配ない状態まで仕上がってきているので、先日は、音楽的な表現とテクニックを重点的にレッスンしました。
♪f(フォルテ)とp(ピアノ)の弾き分け
♪クレッシェンド
♪テンポの安定
♪脱力
などなど。
私が隣で一緒に弾いたり、声がけをしたりすれば、それにつられてイイ感じで弾けるYちゃんですが、私の声がけや注意がなくなると途端に音楽的表現が乏しくなってしまいます(>_<)
『じゃ、今度はYちゃん一人でどうぞ。先生何も言わないから。』と言って一人で弾かせます。
弾き終わってから、『どうだった??』と聞くと、
『なんか、早くなっちゃった・・。』と、テンポのズレを自分で感じたYちゃん。
『そうだね。さっき先生何て言った?早くならないように心の中で4拍子をしっかり数えるんだよ、って言ったよね?Yちゃん、数えた?』と聞くと、
『数えてない・・。』と。
また一人で弾かせます。
『どうだった?』
『ダメ・・』
『数えた?』
『忘れちゃった・・。あ~、だって忘れちゃうんだもん!ママ、“そこ、注意だよ!”とか言ってよ~!!』と、突然ママに助けを求めるYちゃん(;^ω^)
『ママじゃない。Yちゃんが自分で注意しなきゃいけないことでしょ?ステージでは一人なんだよ?一人でできないことが本番のステージでできると思う?先生とか、ママに言われなくても自分で気をつけなきゃいけないところを見落とさない練習をしておいで。』
こんなやり取りがあった先日のレッスンでした。
Yちゃんの今後の課題は、曲の細部にまで意識を働かせることのできる集中力!!
レベルの高いことかもしれませんが、1回1回の練習を大事にしてほしいな、と思います。
4、5歳の幼児にも、レベルの高いことをどんどん要求する私。
もちろん、やみくもに要求しているのではなく、その子その子の性格や能力や意欲を見ながらやっていることです。
YちゃんもK君も、幼児とは思えないほど指がしっかり安定しています。
2人とも、ほれぼれするような音を出してくれます。
アコースティックピアノで練習することの大切さを改めて実感しますよ。
そして、本番が近づいてくると、練習方法をこんなふうに工夫してやってきてくれます。
課題曲と自由曲を、それぞれノーミスで弾けた回数分、シールを貼ってくるというもの。
お母様が、日付を書いて曲名を書き分けて、練習を見守ってくださっているのがよく分かります。
この度、ステージデビューを間近に控えたK君も、この練習方法で頑張っています。
ピアノを学ぶ環境が揃っていて、これだけやる気満々なYちゃん&K君だもの。
私が燃えないわけないじゃない(笑)
そりゃ、レベルアップしたことにどんどん挑戦させますよ(≧▽≦)
2人のステージ、楽しみです!
何より、2人の今後の成長が楽しみです!
レーヴ・ジュール音楽院・・・仙台市泉区・北中山のピアノ教室
お問い合わせ TEL:022-379-6130