9月, 2015年
リトミックコースについて
こんにちは、レーヴ・ジュール音楽院講師の由佳です。
ものすごい雨ですね・・。
仙台市では大雨警報、そして我がピアノ教室のある仙台市泉区では土砂災害警戒情報が発表中です。
避難準備のメールが、仙台市から何度も送られてきています。
明らかに異常事態ですね。今まで、こんなことってなかったもの。
何事も起きないことを祈ります・・。
先週、我が家のピアノ教室の看板を見てお電話をくださったお母様がいらっしゃいました。
2歳の娘さんに、リトミックを習わせたいとのこと。
このホームページや、アメブロのブログをご覧になって連絡をくださるお母様たちがほとんどの中、看板のみでご連絡をくださったのには、こちらも少々驚きましたが嬉しかったです(*^▽^*)
ですがやはり、教室に来ていただく前に、少しでも私に関することやレッスンの様子などを、前情報として知っていただきたく思いましたので、お電話をくださった時に、ホームページの存在と体験レッスンも行っているということをお知らせいたしました。
すると、
『じゃ、見てからもう一度ご連絡しますね。』と、おっしゃってくださいました。
それから数日後、“レッスンをお願いしたい”と、再度お電話をくださいました。
体験レッスンはせず、すぐにリトミックコースに入会を決めてくださいました。
さっそく明日からレッスンがスタートします。
今回ご入会してくださるお母様も、これまで問い合わせくださった保護者の方々も、やはり気になるのはレッスン内容みたいです。
“どんなことをするんですか?”と、よく尋ねられます。
なので、今日は我がピアノ教室のリトミックコースではどんなことをするのか、お話しますね。
簡単に言うと、【ピアノを弾くための前準備】です。
しかし、準備と一言で言っても様々あります。
☆音楽に合わせて体を動かすことができる
☆手拍子ができる
☆形・色・数・仲間の区別ができる
☆色ぬりができる
☆歌が歌える(リズムを打ちながら歌える)
ざっくり言うと、こんな感じです。
我がピアノ教室では、このテキストを使用します。
《よいこのリトミック》
中身はこんな感じです。一部ご紹介しますね。
ピアノに合わせて童謡を歌います。
音楽に合わせて歩いたり、走ったり、手をたたいたり、ジャンプをしたり。
そして、ママと手をつないで横に身体を揺らしてみたり。
ですので、リトミックコースのレッスンは、必ず保護者同伴でお願いしています。
生徒と教師のマンツーマンスタイルでレッスンができるピアノとは違って、リトミックは親子で一緒に受けていただくレッスンになります。
こんなこともお勉強します。
“眠っているチューリップはどれでしょう?”
“リボンをつけているチューリップはどれかな?”
“笑っているチューリップはどれかな?”
“同じ形の葉っぱはどれでしょう?”
一見、『ピアノを弾くこととどう関係があるの?』と思われるかもしれません。
実は、ピアノとの関係、大有りです!!
同じ仲間を見つけるのと同時に、違いを見抜く力が養われていきます。
判断力や集中力が身につきます。
こういった能力は、楽譜をパッと見て、読み取る力につながっていくんです。
例えば、こんな時・・。
左手の和音に注目すると、和音の下の音はすべてソの音。
上の音だけが変わっています。
ですから、上の音だけを読んで、指を変えながら弾いていけば良いわけです。
このように違いを瞬時に見抜く能力は、訓練しないと身につきません。
こういった訓練を幼少期からしているお子さんは、頭の回転が速くなり勉強もできる、と言われています。
我がピアノ教室では、ピアノを弾く前準備として、リトミックコースにご入会の生徒さんには、こういったレッスンを行っています。
ご興味のある方はいつでもご連絡くださいね。
みんなに大人気のギロック♪♪
こんにちは、レーヴ・ジュール音楽院講師の由佳です。
今日は久しぶりに指導法セミナーを受講してきました。
会場は、仙台市青葉区一番町のヤマハミュージックリテイリング仙台店。
今日のテーマは、【ギロックの曲集をお使いの方に最適なメソード “ロリン・ピアノ・コース”】というもの。
講師は、ギロックのお弟子さんの安田裕子先生。
ギロックといえば、心と指に優しいピアノ練習曲、耳にも美しく優しいピアノ曲をたくさん遺したアメリカの作曲家。
小さな子どもたちや、ピアノ初心者に大人気の作曲家です。
うちのピアノ教室でも、ギロックの作品にはお世話になりっぱなしです(*^▽^*)
生徒たちも喜んで演奏しています。
今日学んだ、≪ロリン・ピアノ・コース≫の著者であるキャサリン・ロリンはギロックの意志を受け継ぐ最高の教育者の一人で、アメリカでは人気の作曲家だそうです。
私は、今日初めて知りました(;´∀`)
今日、安田先生は、ロリンのテクニックとギロックのテクニックを比較対象させながらお話してくださいました。
安田先生のお話をお聞きするのは今日が初めてではありません。
ピアノ講師ラボのCD教材を持っていますので、それを繰り返し聞いては、勉強させていただいていました。
ですが、実際にお会いするのは初めてでした。
コテコテの関西弁で、奈良出身の私にはホッとするひと時でした(*´▽`*)
ピアノを演奏する上で必要なテクニックの代表的なものは、
♪手首の使い方
♪スタッカート
♪スラー
♪ペダリング
♪脱力
かな~~~り大まかに言うと、こんな感じです。
今日は、ギロックの作品を中心に、ピアノ奏法の解説を交えながらのお話が聞けました。
易しいのに音楽的な曲がたくさんあるギロックのピアノ曲。
それでいて、4期やジャズ風なものまで様々なスタイルが学べる。
技術的なものより表現力を重視している。
ペダルの使い方がおもしろい。
こんな特徴のあるピアノ曲なので、生徒も弾いていて楽しいし教師も教えていて楽しいわけです。
曲(音楽)から、生徒がどういうイメージをふくらますのか、どんな情景を思い浮かべるのか、そういった創造的解釈を訓練していかないといけませんね。
先生の役目は、生徒を尊重し、生徒の持っているものを引き出すことだとおっしゃっていました。
音や響きから生徒が何を感じるか、それが先生と違っていても尊重し、良いものを引っ張り出してあげることが先生の仕事だ、と。
ホント、そう思います(^^)
そのためには、私もたくさんのピアノ曲を弾いてみて、いろいろなイマジネーションの引き出しを持っておかないと、と感じます。
生徒と共に、ピアノを楽しみたいですね。
帰りは、またまた恒例のカフェランチです!(^^)!
今日は、“カフェ・モーツァルト”にて♪♪
ピアノ曲をはじめ、クラシック音楽が流れるお気に入りのカフェで、楽譜を見ながらパスタを食べてきました(≧▽≦)
至福の時間です!!