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飽きずに長くピアノを続ける方法
せっかく始めた習い事を、モノにならないうちにすぐに辞めてしまうなんてとても残念なことです。
今日は、「飽きずに長くピアノを続ける方法」について書きます。
ピアノの先生と仲良くなる、好きなピアノ曲をできるだけ多く持つ、ピアノを続けている友達との交流など、いろいろあるとは思いますが、やはり大事なのは、“目標を立てること”なのではないか、と思います。
皆さんだったらどうやって目標を立てますか?
あるいは、お子様に目標の立て方をどのように教えますか?
今すぐには実現不可能な長期的な目標(大きな目標)と、今日からでも達成可能な短期的な目標(小さな目標)を立てるといいと思います。
例えばこのような感じです。
【来年のピアノの発表会で、◯◯を弾く】という長期的な目標を一つ立てたとします。
この大きな目標を達成するために、
【基礎をしっかりやる】
【◯◯の曲を聴いて、自分のイメージを確立させる】
【毎日△分ピアノの練習を欠かさない】
【1日1小節を△回反復練習をする】
【1週間でここまでは譜読みを終わらせる】
みたいに、比較的すぐに実現可能な目標を複数立てます。
そして、その立てた短期的な目標を達成するためにしっかり取り組むのです。
そうすると、いつの間にか大きな目標に近づいている自分に気がつき、楽しくなってきます。
こういった達成感は、人を大きく前進させるものです。
そしてまた、新しい目標を立ててそれに向かって努力を重ねていくわけです。
その繰り返しで、弾ける曲の難易度もどんどん上がり、譜読みも速くなり、レパートリーも増え、好きなピアノ曲もたくさんになり、楽しみも増す、という良い循環が生まれていきます。
そのようにして、完成した曲をだれかほかの人に聴いてもらう事も、上達や喜びには欠かせない要素です。
新年度を迎えて、1年の目標や抱負を考えるには、とてもいい時期ですね。
生徒の皆さんには、自分に合った目標を考えてもらいたいものです。
メディアに取り上げられました♪
いつもお世話になっている藤拓弘先生からのご依頼で、『ミュージックトレード』という月刊誌(10月号)に、当音楽院が紹介されました。
テーマは、《教室のにぎわい感は人を集める》というもの。
当音楽院は、レッスン室に“教室の仲間紹介ボード”というものを飾っています。
個人経営のピアノ教室は個人レッスンが主なので、生徒同士の交流があまりありません。
自分のレッスンの前後の人くらいしか知らないかもしれませんね。
ましてや、私の教室のようなまだまだ生徒数が少ない小さな教室では、前後にすら生徒がいません。
私自身のことを振り返ってみても、小学校、中学校、高校・・・そして今に至るまでピアノを続けてこれたのは、同じ教室の仲間の存在も大きかったと感じます。
単純に、
◯◯ちゃん(くん)が弾いたあの曲を今度は私が弾いてみたい。
あのお姉さんみたいに上手くなりたい。
と感じたものです。
そして、あこがれの人や友達と、レッスンが前後したりして、先生のお家で会ったりするとそれだけでなんだか嬉しくなったり、やる気になったりしたものです。
《仲間意識》
自分の知らないところでも、音楽を愛して頑張っている仲間がいるということを感じ取ってほしい。
そう思います。
レーヴ・ジュール音楽院はまだまだ小さな音楽教室ではありますが、生徒同士の仲間意識を高めるために、生徒たちの顔写真をレッスン室に飾っています。
この教室内掲示は既存の生徒たちに効果的に働いているようです。
実際に会ったことはなくても仲間意識を持てるようになったり、発表会やコンサートに向けて、自分も頑張ろう!と意欲的になったり。
生徒たちにとって、一緒に頑張れる仲間がいれば(その存在を感じられれば)、張り合いが生まれ、所属している喜びも感じられるようです。
この記事は、今月の月末のお便りと一緒に、生徒や保護者の皆様にコピーしてお渡ししますね。
楽しみにお待ちくださいね。
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