6月, 2014年
ピティナ・ピアノステップを振り返って♪R君(年中)編
本日のR君(年中)のピアノレッスンをご紹介いたします。
5月18日(日)に、仙台市青葉区一番町のカワイミュージックショップ仙台4階ホールで行われた、ピティナ・ピアノステップ仙台5月地区に参加して、見事ステージデビューを果たしたR君。
R君と会うのは、ピアノステップ以来3週間ぶりでした。
当日、ステージで堂々とピアノを披露したR君の姿に感動して思わず涙目になった由佳先生は、久しぶりのレッスンをとっても楽しみに待っていました。
ピアノステップでお見事合格を勝ち取ったR君の表情は、自信に満ちあふれている感じ!
合格証書を持って記念撮影♪
ピアノステップについてのアンケートに、お母様の代筆でR君が答えてくれましたので、ご紹介いたします。
1.演奏した曲に自分で点数をつけてみよう!
課題曲:ほたる・・・100点
自由曲:つなひきぞうさん・・・100点
2.どんなことに気をつけて演奏しましたか?
まちがえないように。早くならないように、ゆっくり弾いた。
3.他のお友達の演奏は静かに聴けましたか?弾いてみたい曲はありましたか?
聴けました。Yちゃんが弾いた曲。
4.ピティナ・ピアノステップに参加してどうでしたか?
ドキドキしたけどがんばりました。楽しかったです。
5.これからピティナ・ピアノステップに参加する教室の仲間にメッセージをお願いします。
ドキドキするけど楽しいよ!!
6.【保護者へ】お子様の演奏はいかがでしたか?気づいたことやご感想など、ご自由にお書きください。
初めて発表で、こちらも大変緊張しましたが、堂々とした演奏で、とても感激でした。初めてのステージ経験は、Rを大きく成長させるものでした。先生のご指導のおかげです。ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
3名のアドバイザーの先生方からのコメントもご紹介いたします。
最後の最後までテンポで苦労していたR君、頑張った甲斐がありました。
先生たちの評価が、私もとてもうれしかったです。
☆きちんとした拍子感をもって弾けました。
☆心の中でリズムを刻んで弾けましたね。
☆良いテンポで弾けました。
☆手の形もよく注意して弾けましたね。
☆一つ一つの音を丁寧に弾けたね。
☆堂々と弾けましたね。
☆その調子で音楽を楽しんで弾いてくださいね。
今後の課題としては、こんなアドバイスもいただくことができました。
♪5の指がピンと伸びてしまわないようにしましょう。
♪だんだんレガートでも弾く練習をしてみてください。
♪今度は、となりの音をつなげて弾いてみるとなめらかになるよ。やってみてね。
今日のレッスンで、さっそくレガート奏法をやってみました。
最初は難しそうでしたが、だんだん弾けるようになってきました。
1週間しっかり練習すれば、確実に身につきます。
来週、レガート奏法をバッチリ習得したR君に会えるのを楽しみにしています。
6月6日は楽器の日!
楽器を習いたいと思っている方、とりわけピアノを始めてみたいと思っている方、今日は何の日だかご存知ですか?
6月6日は“楽器の日”です。
1970年(昭和45年)に、全国楽器協会によって制定されました。
≪芸事の稽古始めは6歳の6月6日にする≫という習わしに由来しているそうです。
この日から始めると上達が早いとか・・・?
日本式に数を指で折って数えると、6の数字の時に小指が立つ形となって、“子が立つ”とも言われているらしいです。
なるほどね、なるほど~・・。
楽器の習い事と言えば、メジャーなのがやはりピアノですね。
ママたちに聞いた子どもにさせたい習い事ランキングでは、男の子も女の子も上位にピアノがランクインしています。
ここでちょっと私の話。
私は3歳からエレクトーンを始め、ピアノを習い始めたのは小学1年生、6歳の時でした。
両親がどちらも楽器を買い与えてくれました。エレクトーンを買ってくれた時の記憶はないのですが、我が家に茶色のアップライトピアノがやって来た時の記憶はあります。
嬉しかったですね、やっぱり♪
頑張って練習しようと思ったものです。
練習の甲斐あって、上達してくると、技術面でも表現の面でも、アップライトピアノには限界を感じるようになってきました。弦が切れてしまうこともしばしば・・・
仙台の中心部の高校に進学したので、学校帰りにアーケードをぶらぶらしては、ヤマハやカワイのショップに立ち寄って、グランドピアノで1曲弾いて帰って来る、なんてこともしょっちゅう(笑)。
グランドピアノが欲しくて欲しくて・・。
そしてついに2005年の春にグランドピアノに買い換えました。5年ローンを組んでマイマネーで。
こうして、グランドピアノを毎日弾けるようになったわけです。
まぁ、私の話はここまでにして・・・(;^ω^)
本日6月6日、“楽器の日”というのをきっかけに、ピアノを始めてみてはいかがですか?
レーヴ・ジュール音楽院では、新規生徒大歓迎です♪♪
見える効果を短時間で引き出すピアノレッスン
昨日、赤松林太郎先生のピアノ指導法セミナーに出席しました。
場所は、仙台市青葉区にあるサフラン。
電力ホールのすぐそばにある音楽レッスン室兼スタジオ。
10時半から始まるセミナーでしたので、15分くらい前に到着すると、赤松先生が黙々とピアノを練習されていました。
リストやショパンやスクリャービン、チャイコフスキーなど、多彩な音色で指を温めておられました。
昨日のセミナーのテーマは、
《見える効果を短時間で引き出すピアノレッスン》というもの。
楽譜に出てくる音楽記号を立体的に読むために、
♪曲想のイメージを言語化すること
♪発音をよく考えること(抑揚)
♪拍子の裏拍を制する者になること
♪休符に表情をつけること
♪ユニゾンを探すこと
♪音楽を背景で作ること(左手の役割)
♪旋律を彩る別動隊を見つけること
♪クライマックスを作るのか作らないのかを見極めること(クレッシェンド)
これらが重要なことであると学びました。
クレッシェンドの仕方ひとつをとってみても、どのタイミングでどのようにクレッシェンドを仕掛けるのかをよく考えることが大切であると、おっしゃっていました。
そして、ピアノを演奏するときの座右の銘もご紹介してくださいました。
☆決して弾きずぎるな!(音価に忠実)
☆自分の演奏に酔うな!(アゴーギグの使用法)
☆表情過多になるな!
☆ペダルは魔法の装置
☆ピアノの鍵盤の底を信じろ!(音圧のコントロール)
☆指づかいを盗め!
2時間を超えるセミナーの間、赤松先生が何度も何度も繰り返しおっしゃっていたことは、
『際立つ演奏をするということは、上手くダイエットをすること。余計なぜい肉を捨てて、スタイリッシュなフォームを作ること。メタボな演奏はもうやめましょう。音楽上のコレステロールはそぎ落としましょう。』と。
表現過多になったくどい演奏や、輪郭がはっきりしない演奏を、たったの1レッスンで、ガラッと変えてこられた赤松先生の体験談などもふまえながらお話してくださいました。
そして、こんなこともセミナーの間何度も繰り返しおっしゃっていました。
『理屈っぽくてすみません・・・』と。
そんなことはなく、むしろ、ものすごく分かりやすく、説得力のあるお話ばかりでした。
論理的な話には吸い込まれます、私。
赤松先生のように、ひとつひとつの音楽記号や拍子に注目させて、生徒たちと一緒に音楽作りができたらいいなぁ・・・
こんなふうに、生徒たちを引っ張っていけたらいいなぁ・・・
そう思う半面、私自身が赤松先生のレッスンを受けて、ショパンの1曲でも仕上げてみたいと思ってしまう程でした。
たくさんメモして帰ってきましたので、レッスンに活かせるように頑張ります!!
セミナーの後は、一人カフェランチ♪♪
充実した時間を過ごせました。
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