11月, 2015年
ピアノの美しい響きと表現のためのペダリング
こんにちは、レーヴ・ジュール音楽院講師の由佳です。
一昨日のことになりますが、ピアノの指導法セミナーに行ってきました。
第5回PTC(ピアノ・ティーチャーズ・サークル)公開講座でした。
いつもは、ヤマハ仙台店6階のホールで行われるのですが、耐震工事のため使えず、すぐ近くのホテルベルエア仙台というところで勉強してきました。
地下にミュージックホールがあるホテルなんですね。
セミナーテーマは、
【ペダリング ピアノの美しい響きと表現のために】
講師は、堀江真理子先生。
ピアノの演奏の中でなくてはならないのがペダリング。
ペダルの使い方一つで良くも悪くもなるピアノの曲。
どう踏めばよいのか、どう踏むべきなのか、といったことを系統的にきちんと学ぶことって案外少ないです。
私、30年近くピアノを弾いてきましたけど、ペダルは下手なんですね・・・(;´∀`)
先生のレッスンを受けると、必ずと言っていいほどペダリングを注意されます。
ショパンが好き、ショパンが得意~なんて言っておきながら、ペダルが下手って・・・
もはや致命傷なんですけど・・・(^^;)笑
『ペダルは足で踏むものではない、耳で踏むもの。』
このようにおっしゃった堀江先生の言葉が心に残りました。
美しい音色を求めて。
魅力的な音作りを追求して。
とにかく自分の出した音を耳でよく聴いて、音作りをしていくことの重要性を再認識いたしました。
現代のほとんどのピアノには、ペダルが3本ついています。
それぞれのペダルの役割や、バロックから近現代に至るまでのペダルの歴史等、いろいろと勉強してきました。
バッハの時代のピアノ(厳密にはピアノじゃなく、オルガンだけど。)には、ペダルはなく、モーツァルトの時代には3本、ベートーヴェンの時代には5本もペダルがあったり、その後2本になったり、1900年代に入ってから今の形態が定着してきたのだとか。
そう考えると、バッハを演奏する時とベートーヴェンを演奏する時では、明らかに表現に違いをつけて演奏する必要性があるということが分かります。
自分の練習に、そして生徒たちのレッスンに、学んだことを活かしていきたいと思います。
なるべく早いうちからぺだるを取り入れたレッスンをするように、とおっしゃっておられました。
コンサートが終わったら、徐々に導入していこうかな。
生徒たちのレベルアップを図っていかなくては!!
セミナー後は、恒例のカフェランチ♪
エビオムライスを食べてきました!(^^)!
エビオムライスなのに、エビの少なさにちょっとガッカリ・・・笑
でも、黒豆茶、美味しかったわ(笑)
今週末に教室のピアノコンサートを控え、生徒たちの本番前ラストのレッスンが続いている今週。
みんな、良い仕上がりです(*^▽^*)
茉緒ちゃん(年長)のピティナ・ピアノステップを振り返って♪
こんにちは、レーヴ・ジュール音楽院講師の由佳です。
先週、常盤木学園で行なわれたピティナ・ピアノステップ仙台11月地区からもう今日で1週間が経ったんですね。
早いな~(;´∀`)
今日は、茉緒ちゃん(年長)のステップを振り返っていこうと思います。
茉緒ちゃんは、ステップ2回目♪♪
ピアノは今年の2月に始めたばかりですので、ピアノ歴にして数ヶ月。
この数ヶ月の間に、2度もステージで演奏経験をしました。
今週末には、レーヴ・ジュール音楽院のピアノコンサートも控えてるしね。
人前でピアノを弾くことをたくさん経験すればするほど、上達していきますね。
演奏ももちろん頑張りましたが、茉緒ちゃん、ステップに参加したお友達に“ステップ・コミュニケーション”を書いてくれました。
ステップ・コミュニケーションとは、参加者同士のコミュニケーションを図るために用意されているお手紙用紙のこと。
指導者から生徒へ、お友達やアドバイザーの先生へ、ご家族から参加者へ、そして他のお教室のお友達へ、ピアノを聴いてよかった、感動したなど、メッセージを書いて贈ることができます。
メッセージを書いて受付にあるポストに入れると、相手に届くというシステム。
茉緒ちゃん、同じ教室のお友達3人(Mちゃん、Yちゃん、眞子ちゃん)の演奏を聴いて、彼女たちにお手紙を書いてくれました。
その後、お手紙をもらったYちゃん(年中)が、茉緒ちゃんにお返事を書いて渡していましたよ!(^^)!
教室内で、こういう心温まるやり取りが見れると、なんだかほっこりします(*´▽`*)
茉緒ちゃん親子が答えてくれたアンケートをご紹介します。
1.演奏した曲に自分で点数をつけてみよう!
はりねずみ 32点
2.どんなことに気をつけて演奏しましたか?
ちいさいところ
3.他のお友達の演奏は静かに聴けましたか?弾いてみたい曲はありましたか?
ききました。たくさんのきょくお(を)ひきたいです。
4.ピティナ・ピアノステップに参加してどうでしたか?
とてもきんちょうしたし、みんなのはくしゅがとてもたのしか(っ)たよ
5.これからピティナ・ピアノステップに参加する教室の仲間にメッセージをお願いします。
たのし(い)よ きてね♡
6.【保護者へ】お子様の演奏はいかがでしたか?気づいたことやご感想など、ご自由にお書きください。
ステージマナーは、家では恥ずかしさからか、真剣に練習できませんでしたが、本番では緊張しているせいか、久々に真剣な表情を見ることができました。茉緒は前日、緊張するーと泣いてしまいましたが、演奏終えると、楽しかった~と笑顔でした。
アドバイザーの先生方からのコメントもご紹介します。
♪ユーモアあるひびきに強弱をつけて、音にはずみをつけていました。
♪かわいらしいはりねずみのイメージでひけましたね。
♪集中してひょうげんできる力をかんじました。
♪ポンとひびいたねいろ、とってもすてきでした。
♪リズミカルにたのしくまとめていましたね。
課題としてはこのようなアドバイスをいただきました。
☆腕が伸びきっていたので、少し前にすわってみると指先のコントロールがしやすくなりますよ。
姿勢・・・(>_<)
私もいつも言っているんだけどな~(;´∀`)
まだまだ口うるさく言っていかないと!!
茉緒ちゃんの課題は集中力!!
いいものを持っているだけに惜しいところ。
今後の彼女の成長に期待しています。
今週末のピアノコンサートが終わって来月からは、妹のKちゃんがレーヴ・ジュール音楽院に入会予定。
姉妹で音楽を楽しめるように、指導していきます。
茉緒ちゃんもKちゃんのお手本にならなきゃね!!
今日まで、数回にわたって、ピティナ・ピアノステップ仙台11月地区を振り返ってきましたが、参加した4名のリトルピアニストたち、とてもステキな演奏を聴かせてくれました。
ピティナ・パスポートに由佳先生からのコメントも書いてお返ししました(*^▽^*)
人前でピアノを演奏すること、そのために努力を重ねること、そして何より音楽を表現することを楽しめるように、またそれぞれが次のステージに向けて頑張ってほしいと思います。
私の生徒たち、上達が早い!!
我ながら、スバラシイと思う!!(≧▽≦)
眞子ちゃん(小1)のピティナ・ピアノステップを振り返って♪
こんにちは、レーヴ・ジュール音楽院講師の由佳です。
今日は眞子ちゃん(小1)のピティナ・ピアノステップを振り返っていこうと思います。
最近メキメキと上達してきた彼女。
先月行われた小学校の学芸会でも、ピアノ伴奏に大抜擢された眞子ちゃん。
なかなかの難しい曲を弾いておりましたよ。
眞子ちゃん親子が答えてくれたアンケートをご紹介しますね。
1.演奏した曲に自分で点数をつけてみよう!
課題曲:とべ小さなみつばちよ 90点
自由曲:たのしいなかま 80点
2.どんなことに気をつけて演奏しましたか?
たのしいなかまは、スタッカートにきをつけてひいた。みつばちは、fとpをきをつけた。
3.他のお友達の演奏は静かに聴けましたか?弾いてみたい曲はありましたか?
めぬえっとをひきたいです。
4.ピティナ・ピアノステップに参加してどうでしたか?
ステージはすごくきんちょうしたけど、うまくひけてたのしかった。みんなのピアノもじょうずできいてたのしかった。
5.これからピティナ・ピアノステップに参加する教室の仲間にメッセージをお願いします。
つぎにでるおともだちは、ピアノをかんぺきにしてがんばってください。
6.【保護者へ】お子様の演奏はいかがでしたか?気づいたことやご感想など、ご自由にお書きください。
曲の表現によく気をつけて、最後まで上手に弾けていました。ただ弾くだけでなく、曲に表情がつくように弾くことが出来て、本人の練習と先生のご指導のおかげです。これからもピアノと音楽を楽しんでいってもらいたいと思います。
アンケートへのご協力、ありがとうございます。
眞子ちゃんをレッスンしていると、曲の細部まで神経がいっている演奏をしているんだなぁ、と感心させられることが最近多くなってきました。
というのは、生徒が曲を弾いているのを見ていると(聴いていると)、
“あ、rit.をかける位置がちょっと違う!”とか、
“強弱が逆!”とか、
“強弱があんまり際立たなかった!”とか、
いろいろと気づくことがあって、演奏後、そこを指摘しようと思いながら私も聴いているのですよ。
(あ、もちろん褒める部分も見つけて褒めていますよ(笑)でも大部分は、直しが必要な箇所に注目してそこをレッスンするのが仕事だからね。生徒の間違いを指摘するのが仕事だから・・・しょうがない・・(;´∀`)笑)
すると、弾き終わった直後、私に指摘される前に自分で言ってくれるのよ、眞子ちゃんって。
ということは、自分で分かっている証拠。
よく考えながら演奏できている証拠。
『おぉ♪眞子ちゃん、自分で気がついているのね。ならいいよ(^^♪』と、レッスンで会話することが多い。
しかも、“あ・・・やっちゃった・・”と心の中で思っても、音楽が止まることなく、きちんと最後まで弾き切ることができるんです、彼女。
それって、とっても大事なことで、ピアノを弾く上で、大いに評価できる部分だと思います。
アドバイザーの先生方からのコメントもご紹介します。
♪音色の変化もつけ、手首もじゅうなんに、のびやかな音をつくることができました。
♪たのしくピアノをひいているのがつたわりましたよ。
♪右手のスケールや、はずみ、とてもよかったです。
♪とても元気よく、楽しそうにまとめていましたね。
♪f、p、rit.、とても自然につけられていましたね。
課題としては、こんなアドバイスをいただきました。
☆ほんの少し、左が重たく感じたので気をつけてね。
☆ひくまえのじゅんびと、こきゅうをたいせつにはじめてね。
☆左手は横のながれを感じて、5の指が重たくならないよう進んでいくイメージでね。
☆レ・ミ・ドのところは、指をはずませながらもディミヌエンドの表情をつけられるよ。コントロール、さらに目指してみましょうね。
いただいたアドバイスをもとに、《楽しい仲間》のディミヌエンドの表情づけに挑戦した眞子ちゃん。
昨日の午前中のレッスンで、ある程度までは習得でき、午後の弾き合い会の時にはバッチリ自分のものにしていて、由佳先生納得の演奏でした。
ホント、このところメキメキと力をつけてきているので、今後の彼女の成長が楽しみです。
今週末のピアノコンサート後は、バッハの《メヌエット ト長調》を弾きたいそうです。
楽譜もないのに、右手、耳コピで音を探りながら弾いていたようです。でも、ハ長調でしたけど(笑)
あと、BELIEVEも弾きたいと言っていました。
レーヴ・ジュール音楽院の仲間の良い刺激を受けて、そして、ピティナ・ピアノステップでいろいろなお教室のお友達の演奏を見聞きして、眞子ちゃんの中に、良い循環が生まれています。
合格証書と、ノーミス練習の記録が残されたピアノノートと一緒に写真に収まる眞子ちゃんは、今回のステージ経験を通してもさらにまた成長しました!!
今週末の教室のピアノコンサートもとっても楽しみ!!
Yちゃん(年中)のピティナ・ピアノステップを振り返って♪
こんにちは、レーヴ・ジュール音楽院講師の由佳です。
今日はYちゃん(年中)のレッスンがありました。
彼女もステップ組。
今日は、Yちゃんのピティナ・ピアノステップを振り返ります。
ピアノを始めて7ヶ月のYちゃん。
今回が、ステージデビューとなりました。
今回のステージ経験で自信がついたのか、来週のレーヴ・ジュール音楽院ピアノコンサートもとっても楽しみにしてくれている様子(*´▽`*)
私は、人前でピアノを弾くのが好きな子になってほしいと思って指導していますので、Yちゃんのように発表の場を楽しみに心待ちにしてくれる様子を見れると、とてもうれしいです。
Yちゃん親子が答えてくれたアンケートをご紹介します。
お母様が代筆してくださいました。
1.演奏した曲に自分で点数をつけてみよう!
課題曲:さあ!はじめます 100点
自由曲:おさんぽ 100点
2.どんなことに気をつけて演奏しましたか?
途中ではやくならないように気をつけてひきました。
3.他のお友達の演奏は静かに聴けましたか?弾いてみたい曲はありましたか?
静かに聴けました。
4.ピティナ・ピアノステップに参加してどうでしたか?
気持ちよくひけて、楽しかった。
5.これからピティナ・ピアノステップに参加する教室の仲間にメッセージをお願いします。
いっしょにがんばろうね。
6.【保護者へ】お子様の演奏はいかがでしたか?気づいたことやご感想など、ご自由にお書きください。
初めてのステージだったので、とにかく最後までひききってくれれば・・・と思っていましたが、本人はおちついた様子で、練習どおりにできていました。演奏も楽しめたようなので、参加してよかったです。
ステップ当日、会場にはおじいちゃんおばあちゃんもかけつけておられました。
今日のレッスンで、
『おじいちゃんおばあちゃん、何か言ってた??』と聞くと、
『上手だったね、って言ってくれた~(^^♪』とうれしそうなYちゃんでした。
アドバイザーの先生方からのコメントもご紹介します。
♪しせいよく音をきいてひけましたね。
♪ピアノをはじめてまもなくですが、左右それぞれの役割(伴奏とメロディ)をバランスの良いひびきで奏でられました。
♪とてもおちついて、ていねいにひけましたね。
♪よくかぞえていたし、p、fもすてきにつけていました。
♪うたってひくことができましたね。
♪1つ1つよくかくにんしてひけました。
課題としては、こんなアドバイスをいただきました。
☆曲の終わりがさらにていねいなタッチでまとめられると、お話の終わりのように終えることができますよ。
☆左の音がメロディと向き合う音でひけるといいね。
☆すこしてくびがひくいかな。
☆なんびょうしの曲か、いつもいしきして拍感(強拍弱拍)をかんじるともっとじょうずになるよ。
教室のピアノコンサートまであと1週間。
いただいたアドバイスをもとに、さらに練習を重ねて曲の完成度を高めてほしいです。
Mちゃん(年長)のステージデビュー♪♪
こんにちは、レーヴ・ジュール音楽院講師の由佳です。
11月に入りましたが、ここ数日はポカポカ陽気の良い天気が続いていますね(*^▽^*)
明日から寒くなるんだとか・・
気温差で風邪など引かないように、気をつけなくちゃ!!
今日は先日ピティナ・ピアノステップデビューを果たしたMちゃん(年長)のレッスンでした。
ステージで上手にピアノを演奏することができて、自信がついたMちゃん。
参加証書と一緒に写真に収まる彼女の表情は、どこか成長したような感じです。
充実感・達成感&自信みなぎる表情がステキです(≧▽≦)
ステップに向けて、ノーミス練習をこんなに頑張りました!!
Mちゃん親子が答えてくれたアンケートをご紹介しますね。
1.演奏した曲に自分で点数をつけてみよう!
アンダンテ 100点
森のおんがくかい 100点
2.どんなことに気をつけて演奏しましたか?
通し練習どおりに・・・イメージをしながら
3.他のお友達の演奏は静かに聴けましたか?弾いてみたい曲はありましたか?
はい。聴けました。
4.ピティナ・ピアノステップに参加してどうでしたか?
たのしかった。また出てみたい
5.これからピティナ・ピアノステップに参加する教室の仲間にメッセージをお願いします。
たのしかったよ。いっしょに出よう
6.【保護者へ】お子様の演奏はいかがでしたか?気づいたことやご感想など、ご自由にお書きください。
家での練習では音を間違うことも多く、集中力も短く、とにかく親の方が心配と不安でいっぱいでしたが、本人はいたって落ちついてひいていたので安心しました。楽しかったと思ってくれたので、それだけでもいいステップになったと思います。(演奏は100点とは言えませんが・・・)
いや~、100点だよ!!良かったもん、Mちゃん(*^▽^*)
『すみません・・100点の意味が分かっていなくて・・テストとか受けたことないから・・。』とお母様(;´∀`)笑
ママは、厳しいようです(笑)
アドバイザーの先生方からのコメントもご紹介いたします。
♪とてもていねいでよくかぞえてひけていました。
♪おちついたえんそうでした。
♪げんきよく、ワクワクかんたんっぷりでひけました。
♪2きょくともよくひけていますよ。
♪クリアな音色で付点のリズムも正確に奏でられました。
♪左右の音のかさなりがきれいでした。
課題としてはこんなコメントをいいただきました。
☆さいごの左手はすこし大きかったかな。
☆少し指を上げすぎていたので、けんばんのそばでも響かせられるように。
☆2小節目でテンポがのびないように前の小節から同じきざみで拍を数えてね。
☆左手、ⅠとⅤのハーモニーのちがいをかんじてひけるといいね。
初参加ということもあってか、エールもいただくことができましたよ(^^♪
◯はじめてのさんかおめでとう。これからもがんばってね。
◯初ステップおめでとうございます!様々なリズムやテンポの曲に沢山ちょうせんして、幅広いテクニックを学ばれていってくださいね。
◯らいしゅうのはっぴょうかいで、すてきなえんそうできますように。たのしんでね。
褒めてもらえた点はそのままに、アドバイスをいただいた課題には積極的に取り組みつつ、来週のレーヴ・ジュール音楽院ピアノコンサートでのMちゃんの演奏を楽しみにしたいと思います。
ひとまずステップ、お疲れ様でした。
ステキな演奏だったよ!ありがとう(*´▽`*)