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「新版」オルガン・ピアノの本の活用講座

2015-05-15

こんにちは、レーヴ・ジュール音楽院講師の由佳です。

今日は朝から、仙台市青葉区一番町のヤマハミュージック仙台店へ出かけてきました。
何しに行ってきたかと言うと、PTC(ピアノ・ティーチャーズ・サークル)公開講座。

ピアノ・ティーチャーズ・サークル ヤマハ仙台店

今年度もついに始まりました!
全6回すべてに参加して、ピアノ講師としての自分磨きに力を注いでいきたいと思います。

第1回テーマは、
≪「新版」みんなのオルガン・ピアノの本 活用講座 ~はじめの一歩からブルグミュラーに入るまで~≫
というもの。

講師は、渡部一恵先生。
今回、この教則本のリニューアルに携わられた指導歴47年のベテランの先生です。

みんなのオルガン・ピアノの本といえば、ピアノ指導者なら誰もが知る教材です。
1957年に出版で、ロングセラーのピアノ教則本。

オルガン・ピアノの本12

ピアノの教則本で有名なのは、バイエルですね。
バイエルは1850年の出版だそうです。
日本に入ってきたのは、もう少し後だったそうですが・・。

みんなのオルガン・ピアノの本は、日本で生まれたピアノ教則本。
歌詞唱・音名唱・ソルフェージュの要素を取り入れている本です。

レーヴ・ジュール音楽院でも、この教材には頻繁にお世話になっています。

大人の生徒さんで、初めてピアノを習いにやって来る方には、これを使っています。
そして、子どもたちでも、ピティナ・ピアノステップの課題曲と自由曲をこれから選曲することもしばしばです。

旧版ですが、1、2巻は持っているので、3、4巻だけ改訂版を買ってきました。

オルガン・ピアノの本34

リニューアルポイントは、

♪表紙やイラストが現代っぽくなった
♪指導者のための伴奏が追加された
♪各曲にタイトルが付けられた
♪曲のポイントや、学ぶ内容を明記

などなど。

4巻構成になっているこの教材。

バロックから近現代まで30名の作曲家の曲、そして30ヶ国もの民謡が取り上げられています。
幼少期から幅広い音楽に触れることは大事なことですね。

曲にタイトルがついていると、曲を想像しやすく、生徒との会話も弾みますね。
指導者側としては、生徒を褒める材料が増えたと言えます。
そうすると、表現につながっていきます。

各曲の指導ポイントや、ピアノを弾くことが楽しいと感じられるようなレッスンのヒントが満載のセミナーでした。

子どもの興味を引き出すアプローチの仕方、導入指導のポイント、簡単な曲だからこそできる音楽的指導のポイント、効果的な声がけなど、渡部先生の経験に基づいたお話をお聞きし、実際にレッスン風景のビデオなども拝見することができて、大変勉強になりました。

この教材を使っている生徒は、現時点で4名います。
すぐにレッスンの現場に卸せますね。
楽しみです。

セミナーの後は、お気に入りのカフェへ行ってきました。
このカフェでの時間も、私にとっては欠かせない時間です。

anneyu and lily 仙台市青葉区一番町1

ヤマハのすぐそばにあるビルに入っているanneyu and liliy(アンユ・アンド・リリー)というカフェ。

anneyu and lily 仙台市青葉区一番町2

キッシュプレートと、アイスハニーレモネードのランチ。

anneyu and lily 仙台市青葉区一番町3

レモネードの出方がびっくりでした。

コップじゃないんだもん・・(;´∀`)
ビン??ふたあるの??って聞きたくなる感じ(笑)
でも、こういうの・・・スキ☆☆

今日も充実した時間を過ごせました。

学んだことをレッスンに活かしながら頑張ります。

根津栄子先生のセミナーに行ってきました!

2015-02-27

こんにちは、レーヴ・ジュール音楽院講師の由佳です。

昨日になりますが、ピアノ指導法講座に出かけてきました。

2.26 ピアノ指導法セミナー

会場は、青葉区一番町にあるヤマハミュージックリテイリング仙台6階ホール。
セミナーテーマは、【こどものスケール・アルペジオ ~もっと弾きたい!だから育つ指導法~】。
講師は、根津栄子先生。
使用教材は、“こどものスケール・アルペジオ”。

ピアノ教則本 こどものスケール・アルペジオ

♪全24調マスター
♪基本的な手の形
♪指の関節作り
♪様々なレッスングッズ紹介

基本的な土壌作りがいかに大切か、ということを感じたセミナーでした。

藤拓弘先生のピアノ講師ラボで以前、根津先生との対談が取り上げられたことがあります。
そのCD教材を何度も繰り返し聴いて勉強している私。
その時にお話されていたことが大部分の内容だったので、昨日は、いつも耳から入っていた情報が視覚から取り入れられ、かなり印象的なセミナーになりました。

幼少期(3~5歳)から全調を教えていくことや、リズムやハーモニーに独特の魅力があることなどから、耳も感性も驚異的に伸ばすことが可能になるそうです。
この教材で育った子どもたちは、全24調を導入・初級の段階でクリアしてしまうので、未就学児や低学年から楽典に強くなり、音感も育つのだとか。

調・・・
苦手なんだよなぁ、私(>_<) 苦手・・・いや、苦手“意識”があるだけ。 私はできるコ。やればできるコ。(笑) 実は小さい時に教えられていないんです、私。 教えられずに、曲だけはどんどんレベルアップしていくし、そして実際に弾けてしまうから、周りからも“由佳ちゃんはピアノ上手い。”とか、“クラスの伴奏と言えば由佳ちゃん。”とか言われて育ってきた。 だから逆に言えば、調なんて教えられなくてもピアノは弾けるってこと。 でもね、自分が指導者の立場に立った時に弊害が出るわけだ。 いろんなセミナーに出かけても、分かるようで分からなかったりすることもあるんです、正直(;^ω^) 昨日のセミナーでは、根津先生の生徒さんのレッスン風景のビデオを見ました。 すると、5歳の男の子がゲームをクリアしていくかのごとく、ケラケラ笑いながら楽しくて楽しくて仕方がないって感じで、24調を次から次にどんどん弾いていくんです! 先生の指示に素早く反応し、すぐに和音をつかんでは音を鳴らしていく。 悲しいかな・・・私が彼に教えてほしいくらいだよ(笑) すごい・・・年中さんでもこんなことができるんだ。私の単なる無知・自信がないって理由だけで、生徒たちの柔らかい脳に潜んでいる可能性を摘んでは絶対にいけない。大事な大事な生徒のためだ。私みたいに苦手意識を持ってしまっては、生徒たちがかわいそうなんだよなぁ。だから、この指導法は取り入れた方が良さそうだ! と思うわけですよ。 生徒たちに教えていくためには、まずは私自身がよく勉強して自分のものにしなければなりません。当たり前よね(;´∀`) セミナーの後は、恒例のカフェランチ♪ ピアノ 指導法セミナー 1

絶品パスタとデザートを楽しみつつ、学んだことを復習しました。

ピアノ 指導法セミナー 2

由佳先生頑張るからさ、みんなついてきてね(*^▽^*)

体験レッスンってどんなことするの?

2015-02-18

こんにちは、レーヴ・ジュール音楽院講師の由佳です。

本日、またまた体験レッスンのお申込みが入りました。
今月になって、お問い合わせが一気に増えた我がピアノ教室。

2月は、1年のうちでもっともお問い合わせが増える時期だと聞いています。
春に向けて、何か新しいことを始めたいという気持ちになる方が多いのでしょうね。
そんな中、ピアノという習い事を考えてくれる方、もっと言うと、レーヴ・ジュール音楽院に興味を持ってお問い合わせをしてくださる方々に感謝の気持ちでいっぱいです(*^▽^*)

今日は、体験レッスンのレッスンメニューの一部をご紹介します。

15日(日)に体験レッスンに来てくれたMちゃん(年中)。

彼女のレッスンメニューは、

♪手袋はめられるかな?(左右の認識)
♪2つと3つ(ピアノの鍵盤カード)
♪指番号つみき(数字読めるかな)
♪ドの位置
♪ヤマハテキストより:ゆめのくに(連弾)

このようなレッスングッズを使っていきます。

ピアノレッスングッズ

とってもしっかりとしたお子さんで、レッスンが非常にスムーズに進んでいきました。

当音楽院では、お母様に“体験レッスンシート”というものに記入をしてもらっています。
名前、生年月日、住所のほかに、兄弟の有無、楽器の有無、習い事の有無、好きな遊び、ご家庭の教育方針、レッスンを受ける目的などなど。

Mちゃんのお母様が記入してくださった体験レッスンシートには、

☆発表会など人前での演奏体験をさせたい
☆コツコツと努力を積み重ねる習慣をつけさせたい
☆自信をつけさせたい

と書いてありました。

当音楽院のこのホームページのお問い合わせフォームより、ご連絡をくださったお母様。
私の想いに共感できた、とおっしゃってくださり、とてもうれしかったです。

体験レッスン後、すぐに入会を決めてくださり、さっそく明後日からMちゃんのレッスンが始まります。

昨日は、レッスンで使う教則本を買いに行ってきましたよ(*^▽^*)

導入期のピアノ教則本

就学前の幼稚園児には、

★なかよしピアノ レパートリー
★なかよしピアノ ワークブック

を使っています。

そして、生徒全員に共通して与えているのが《リズムのほん》です。

まずはこの3冊を中心に使っていきます。

レッスン後、驚いたことがありましたΣ(・ω・ノ)ノ!
なんと、お母様が中学の後輩であることが判明!!

『私の実家が、北中山なんですよ。』とおっしゃるので、ビックリ。

ということは、小学校も一緒!!
仙台市立北中山小学校です。
ちなみに中学は、仙台市立南中山中学校。

私は、記憶がなかったのですが(ごめんなさい・・)、お母様は私のことを記憶してくださっていました(;´∀`)

懐かしい私の同級生の名前が出たりもして、盛り上がりました(≧▽≦)

若い頃の自分と接点のある方が、ご自身のお子さんを私に預けてくださるって、なんだか特別な思いがしますね。

とってもうれしい出会いでした(*´▽`*)

Mちゃん、そしてお母様、これからよろしくお願いしますね♪♪

ブルクミュラーで表現力アップ!

2015-01-15

こんにちは、レーヴ・ジュール音楽院講師の由佳です。

生徒たちの冬休みも終わり、レギュラーコースの生徒たちの今年初のレッスンが一巡したところです。

月2回コースの生徒さんや、1レッスンコースの生徒さんたちにはまだお会いしていませんが、今のところみんなが元気にレッスンにやって来てくれてうれしいです(*^▽^*)

♪気合十分な生徒
♪お正月の練習をサボってしまった生徒
♪年始のご挨拶をしっかり言えた生徒
♪新年早々涙のレッスンとなった生徒
♪年末に出した課題をパーフェクトにこなしてきた生徒

いろいろです。

そして、昨日は今年1人目の体験レッスンがありました。
レッスン後すぐに入会を決めてくださり、またレーヴ・ジュール音楽院に新たな仲間が増えました。
今年も早々にステキな出会いがあり、幸先の良いスタートが切れました。

そんな中、今日は、今年度最後となるヤマハPTC(ピアノ・ティーチャーズ・サークル)の公開講座に出かけてきました。

ピアノ指導法講座1

会場は、仙台市青葉区一番町のヤマハ仙台店6階コンサートホール。
講師は、松本倫子先生。

実は、ちょうど1年前にも、松本先生のセミナーを受講していました。その時突然、前へ出てピアノを弾くように指名されてしまって手やら足やらがガクガクになった記憶があります(;´∀`)
なので今日は、ちょっと後ろに席をとって先生のお話を聴いていました(笑)

セミナーテーマは、

【新発見!ブルクミュラーで表現力アップ!】

表現力を伸ばす5つの方法について、勉強してきました。
生徒たちに還元していけたら、と思います。

“ブルクミュラー 25の練習曲”は、日本でも長年にわたり、ピアノのレッスンに取り上げられてきたポピュラーなピアノ教材ですね。

小学校3~4年生にもなると、弾き始める子が多いですね。
でも最近では、小学校1~2年生でも、コンクールの課題曲になっていたりします。

そんな超有名なブルクミュラー教則本。
実は私、やったことがありません。笑

師事していた先生の指導方針だったのか、それとも私自身の能力の低さだったのか。
理由は分かりませんが、勉強したことがないんです。
でも、自分がピアノ教師になってからは、生徒たちに弾かせたりしているんですけどね(笑)

帰宅してから、ブルクミュラーの楽譜を広げて弾いてみました。
良い曲がたくさん収められているし、表現力はもちろんですがテクニックにも使える教材ですね。
生徒たちにどんどん取り組んでほしいです。

セミナー後、久しぶりのカフェランチを楽しんできました。

仙台カフェ ピアノ指導法講座の帰りに1

ヤマハのすぐそばにこんなオシャレなカフェがあったとは♪♪

仙台カフェ ピアノ指導法講座の帰りに2
仙台カフェ ピアノ指導法講座の帰りに3

キッシュプレート&デザートを食べて、自分充電も完了です(^_^)v

発表会で教師の指導力が丸裸になる

2014-11-13

こんにちは、レーヴ・ジュール音楽院講師の由佳です。

今日は寒かったですね。
仙台もついに冬到来か!?という感じですね。

今朝は、冷たい小雨の降る中、ヤマハのPTC(ピアノ・ティーチャーズ・サークル)公開講座に出かけてきました。

会場は、仙台市青葉区にあるヤマハ仙台店6階ホール。
講師は、大阪からいらした石嶺尚江先生。
講座のテーマは、【ピアノ指導者スキルアップセミナー 発表会の曲を素敵に弾こう!】というもの。

会場に到着すると、石嶺先生がピアノを練習されていました。

ヤマハ仙台店にて ピアノ指導法セミナー 11.13

実は、石嶺先生のお話を聞くのは、今日が初めてではありません。

藤拓弘先生のピアノ講師ラボのCD教材で、以前に、“子どもの能力を最大限に引き出すピアノレッスン”というテーマで、先生のお話は聞いていましたので、一方的にですけど、私は存じておりました(*^▽^*)

でも今日、実際にお会いして、先生のお声をナマで聞けてうれしかったです。

今日の講座内容は、発表会でよく使われている曲の指導ポイントやイメージのレクチャーと、レベル別おすすめの曲の紹介♪♪

☆クロツキン:ワルツ
☆ラーニング・トゥ・プレイより:天の川はミルクセーキ
☆グルリット:ガボット
☆平吉毅州:こびとのおどり
☆ギロック:秋のスケッチ、ウィンナーワルツ、フラメンコ、リオのカーニバル、夢でダンスを
☆湯山昭:うれしいできごと、バレリーナ、ゆきのふる日のオルゴール、ともだちモーツァルト、バウムクーヘン
☆ショパン:ワルツイ短調遺作
☆カバレフスキー:道化師
☆ドビュッシー:小さな黒人
☆クリーガー:メヌエット
☆ハチャトゥリアン:アンダンティーノ
☆ベートーヴェン:エリーゼのために
☆バダジェフスカ:乙女の祈り
☆メリカント:ワルツ・レント、ショパン風のワルツ
☆ディズニーより:星に願いを、ホール・ニュー・ワールド

以上、全部で25曲取り上げて、レクチャーしてくださいました。
小さい頃からピアノを習ってきて、発表会にも何十回と出ている私にとっては、ほとんどが有名どころの曲。
子どもたちが弾く名曲中の名曲です。

我がピアノ教室は、2週間後にコンサートを控えております。
タイミング的にも、とっても参考になる内容でした。

来年のコンサートは、この25曲の中から数曲を弾く子が出てくるかもしれませんね(≧▽≦)

ピアノ教室にとって、発表会・コンサートというのは、一大イベントなんです!!

教師の指導力や演奏レベルが丸裸になる一日でもあります(;^ω^)
いわば、教室のコマーシャルのようなものです。

生徒たちひとりひとりの背中には、レーヴ・ジュール音楽院という教室の看板が貼られています!!

生徒たちにプレッシャーをかけていかないとね(笑)

コンサート本番前に、とても充実した濃い内容の指導法セミナーを受けられてよかったです。

今後のレッスンに活かしていきたいと思います。

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