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最近のピアノレッスンから:大人の生徒Mさん編

2014-02-11

先週のMさんのピアノレッスン。

レッスン曲は、《オルガン・ピアノの本》と《メトード・ローズ》から、進められるだけ。

大人の方は、レッスン初めは進むスピードがとっても速い!という特徴がありますね。
1回のレッスンで、20曲くらい合格していきます。

Mさんの場合も然り。

簡単に弾けちゃうということです、つまりは。

でもね、その中から、子どものピアノレッスンと違うことをしていかなければ、と思うわけです。

先週のレッスンでは、♭(フラット)が出てきました。
子どものレッスンだったら、初めてのフラットで音階のことまで説明することはまずないのですが、Mさんには、調の話までするレッスンでした。

そして、ソのポジションも出てきました。
やはり、ここでもト長調の音階を説明しました。

初めてピアノを習う生徒さんがレッスンで使う楽譜は、たとえ大人であっても幼児が使うものと一緒だったりします。
だからと言って、幼児と同じレッスン内容では物足りませんよね。

なので、比較的最初の段階から、拍や調など、音楽の知識の部分を教えていくように、いくらかレッスン内容を変えています。

つまり、同じピアノの教則本でもレッスン内容は生徒の年齢や理解力に応じて変えるということ。
逆に言えば、教則本の使い方は何通りだってあるということ。

生徒一人一人に適したオーダーメイドのピアノレッスンを心掛けています。

Mさん、次回からいよいよ両手奏に入ります。
レベルアップだ!!

記念すべき第1回目のピアノレッスン

2014-02-09

入会したてホヤホヤ!
詩音ちゃん(年中)の初回ピアノレッスンを紹介いたします。

『詩音ちゃん、先生の名前覚えてる?』と聞くと、
『由佳先生!』とすぐに返ってきました(*^▽^*)
よかった、よかった♪♪

お母様に教材の説明を簡単にさせていただいてから、いよいよピアノレッスン開始!

《リズムのほん1》より、4分音符と2分音符のお勉強をしました。
両手打ちもとっても上手です。
4つのリズム譜をあっという間にクリア!
音符の名前をしっかり覚えましょうね。

《なかよしピアノ ワークブック》より、
★ひだりてを書いてみよう
★みぎてを書いてみよう

たいていは、私が書いてあげるのですが、詩音ちゃんは頑張って自分で書きました。

この手形をとる作業、たいていのワークブックには載っています。
レーヴ・ジュール音楽院でも、初回のピアノレッスンの時に、ほとんどの生徒さんが自分の手を書きます。
何年かしていろいろな曲が弾けるようになってからこれを見返すと、きっと感動でしょうね。

体験レッスンでお勉強した指番号もバッチリ覚えていました。
書いた指先に、指番号をふっていく詩音ちゃん。
数字もとっても上手に書けていましたよ。

そして、ピアノの鍵盤奏のレッスン。

ピアノを弾く時の正しい姿勢を確認して、手のフォームもチェック!

《なかよしピアノ レパートリー》より、
★ゆめのくに
★ゆびのたいそう

“ゆめのくに”は、私との連弾です。
体験レッスンでも少しやったのですが、その時よりとっても上手に弾くことができました。

“ゆびのたいそう”は、とっても元気に歌えました。
グーパー・グーパーの動きも上手にできましたね。
音楽を聴く耳も、リズム感もとっても良いよ!

レッスン後、レーヴ・ジュール音楽院への仲間入りの大切な儀式を行いました。
それは、写真撮影。

次回のレッスンまでに、教室の仲間紹介ボードに仲間入りさせますね。
また次回、楽しみにお待ちしております。

最近のピアノレッスンから:K君編

2014-02-04

K君(3歳)のレッスン。

ドとレの勉強をメインに頑張っているK君。

【ドがつくものに色をぬろう】という色ぬりを宿題にしました。

☆ドーナツ
☆どんぐり
☆ドロップ

どれもとっても上手に色をぬって来てくれます。

K君のレッスンメニューは、

♪どどどどどーなつ(交互奏)
♪ゆめのくに(連弾)
♪指番号
♪レを書こう
♪レの位置
♪ドとレの聴き分け(聴音)
♪ト音記号とヘ音記号

ドとレの違いをとってもよく理解できました。
聴き分けもバッチリ!!

お耳をダンボにして、私の鳴らすピアノの音を聴く姿が印象的でした。

もうね、由佳先生、K君の姿が可愛くって可愛くって、デレデレになっちゃいました(笑)

生徒たちの頑張る姿に、元気をもらう毎日です。

幸せです(*´▽`*)

ピアノは脳トレだね!

2014-01-23

先日のMさんのピアノレッスン♪

Mさんのレッスンは、《ハノン》から。
ピアノを弾いているときの上下動が激しかったので、正しい弾き方を伝えました。

★基本、手首は動かさずに固定すること
★ピアノの鍵盤と手の甲を水平に保つこと
★手首を下げずに高く保つこと

私がお手本を見せると、
『わぁ~!本当だ!動いてない!!』とMさん。

初めのうちは、手のフォームや姿勢や椅子の位置など、少し口うるさく言うこともあるかと思いますが・・・何せ、最初が肝心ですからね!
正しいフォームを意識して、それが自然に身につくまで繰り返しましょう。

《オルガン・ピアノの本1》より、ト音記号のファと、ヘ音記号のソを勉強しました。
とっても上手に弾いてくださいます。

そして、《メトード・ローズ》で高いドのポジションからの練習曲を一気に11曲も弾き切りましたよ。
すごいっ!!

『脳トレですね。』とMさん。
そうです、まさにその通り!!

ピアノは、脳トレです!

『音符を読んで弾いているというより、番号で指を動かしている感じなんですが、それでも良いんですか?』とMさん。

本当はダメです、それでは・・。
でも、最初はそうなってしまう傾向が強いようです、特に大人の方は・・。

ですから、音符をしっかり読むクセを身につけましょう。
私も、フォローしていかなくちゃね!!

こどもの基礎力がぐんぐん育つ 『ツェルニー』&『ハノン』活用法

2014-01-18

昨日、ヤマハ仙台店6階コンサートホールで開かれた、ピアノ指導法セミナーに出かけてきました。

セミナーの内容は、ピアノを習うと、だいたいの子が使う教則本であろう《ハノン》と《ツェルニー》の活用法についてでした。

☆どこに出しても困らない基礎力を育てる
☆ポジティブな言葉掛け
☆やる気がアップする目標を設定する

この3つの要点で、松本倫子先生のお話を聞いてきました。

効果的なピアノのレッスンにするために、『指導者は親と生徒に情報を伝えていかなければならない。』とおっしゃっていました。

《ハノン》も《ツェルニー》も、どちらかというと、子どもにとっては面白くもなんともない教材なんです。しかし、ピアノを弾くうえでの基礎力を身につけるには、欠かせない教材です。

だ・か・ら!!ぜひ情報を伝えましょう!ということなんです。

何のためにやるのかを伝える。『“これは◯◯のための練習ですよ。”というふうに、必ず説明しましょう。』と強調されていました。親にはもちろん、生徒にしっかりとインプットさせる仕方で分かりやすく伝えられるかも指導者の腕ひとつですね。

《ツェルニー》は、技術だけじゃなく、音楽性も身につけられるように指導すること。
一方、《ハノン》は、譜読みのできない子や指遣いが適当な子が多い中で、目と耳と指を一致させて教えることのできる優れた教材だと。指遣いまで注意を促すことができ、しかも連続して弾かせることができるのが《ハノン》。《ハノン》は、急がないでじっくり進めていくようにとおっしゃっていました。

ポジティブな言葉掛けについても、いろんなアドバイスがありました。
中でもすごく納得できたのが、褒め方についてのアドバイス。

何でもかんでも褒めるのはダメ!努力したものに対して褒めることが大事なんだ、とお話されていました。本当にそう思います。

他にもたくさん、言葉掛けの例をノートにメモして帰ってきました。

★君ならできる!
★やれる力があると思うよ!

さらにもっと具体的なもので言うと、
★あなたにこの曲を与えるのはまだ1年くらい早いんだけど、あなたならできるよ!

まぁ、この場合のように、曲のレベルが少し飛んで高くなる場合は、ベースがしっかりしていないとダメなんですけどね。逆に言うと、基礎力がしっかりしていれば、教則本もどんどん飛ばしながら進むことができるということですね。
基礎力。やはり大事です。

思い返してみると、私自身、こういったポジティブな言葉掛けを先生から何千回、何万回とされてきたなぁ、と振り返りながらセミナーを聞いていました。師匠に感謝ですね。

セミナーの途中、松本先生が、

『どなたか今、ハノンの1番を弾いてみたい方おられない?』と。

会場は、しーん・・・

すると、『あなた、弾いてみたい?あなた、やってみない?』とまさかのご指名が・・・

(えー・・うそぉ・・こんなにたくさんいる中で私かいっ・・)と思ったけど・・
こうなったら、素直に前へ出てピアノを弾くしかない。

松本先生の指示されるがまま、いろんな奏法で弾いてきました。
とても緊張して、手が震えていましたよ・・

『あなた、何でもできるのね!!』と松本先生。

ホッ・・な、なんとか弾けてよかったです。

基礎は大事。
これからのレッスンや、自分の練習に役立たせていきたいと思います。

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