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教師も日々勉強。
こんにちは、レーヴ・ジュール音楽院講師の由佳です。
梅雨とは思えないお天気ですね。
熱中症に気をつけましょうね。
一昨日のことになりますが、指導法セミナーに行ってきました。
会場は、仙台市青葉区一番町のヤマハ仙台店。
テーマは、【画期的&効率的なスケール練習】
講師は、黒河好子先生。
2年前にも一度お話を伺ったことのある先生でして、ピアノ講師ラボの教材でもお勉強させていただいている先生です。
年に数回、ヨーロッパに出かけて、レッスンを受けたりセミナーに出席されているという黒河先生。
ヨーロッパのピアノ教育に詳しい黒河先生は、西洋と日本のピアノレッスンの違いなどにも触れながらお話してくださいました。
初めてお会いした2年前にも感じたけれど、やっぱり私の師匠に似てる・・。
おっしゃることが同じなんだもん。
そして、ハッキリとした口調で話すキツめの雰囲気もどこか似通っていて・・(;´∀`)
だから勝手に親近感を持っちゃいました(笑)
Facebookでお友達になっていただきましたよ(*^▽^*)
スケールのお話がメインでしたが、その他にもピアノ奏法のとっても為になるお話を聞くことができました。
★スケールの目的と弾き方の注意点
★テクニックの重要性
★エチュードとは?
★拍感と拍子感
★手の筋肉
黒河先生のお話を聞いていると、なんだか師匠のレッスンを受けた感覚になりました。
セミナー後、そのまま師匠に会いに行きたくなるような?ならないような?(笑)
講座の中で、印象に残ったお話がありました。
黒河先生の生徒さんたちは、みな口々に、“今までに、弾けないって思ったことがない。”と言うそうです。
実は私も、今の師匠に師事して、“これ、弾けない・・。自分には無理だ・・。”って思った曲はないんです。どんなに難曲でも、絶対に弾けるという自信があります。そういうレッスンを受けているってことなんですよね。
実際、先日のレッスンの時に、先生からこう言われました。
『由佳ちゃんって、今まで曲に苦労したことがないよね?技術で苦労がないよね?』って。
うん。苦労という苦労・・・、弾けなくて弾けなくてどうしようもない・・っていう経験がないです。
世間一般に、大曲・難曲と言われる曲を私もたくさん弾いてきましたが、すんなりですね、確かに。
振り返ってみると、めちゃめちゃ厳しいレッスンでした、いや、現在進行形なんですが(^^;)
的確な部分で的確な技術を教えてくれる師なんですね。
そして、奏法のテクニックに関してかなり多くを知り、体得されている師なんですね。
そういうレッスンを受けてこれたから今の自分がある、ということなんだなぁ、と感じました。
少し話がそれましたが・・・
セミナー後は、恒例のカフェランチへ♪♪
ちょっと食べ過ぎた・・(-_-;)
夜まで、ゴロゴログーグーと腸が大変なことになってました。
お腹が楽器みたいにいろんな音を奏でてました。
体重もちょっと増・・。
ま、でも、幸せな悩みってことで♪♪
そして、帰宅すると、ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)より、こちらの証書が送られていました。
ピティナ・ピアノセミナー10講座修了証書。
レーヴ・ジュール音楽院のピアノ講師になってもうすぐ3年。
この3年間のうちに、いろいろな資格を取ったり、数えきれないほど(いや、数えられるけど 笑)セミナーを受講したり、有名な先生のレッスン室にお邪魔してはレッスンを見学させていただいたりと、勉強を重ねてきました。
頑張っているんですよ、私。
けっこう真面目なんですよ、私。笑
セミナーに行くと、ベテランの先生方に囲まれ、私のような若手はとにかく必死で学ぶのみ!!
こう見えて(どう見えてるか知らないですけど 笑)、私はまだまだ若いほうです。ピアノ業界ではまだまだ若僧でしてね、私。
経験もなければ知識もない。
でも、向上心と生徒たちを想う気持ちは人一倍だと自負しております。
だから、いいんです!
気持ちが自分を成長させるんだから♪♪
ひとつの節目として、ピティナからこういった証書をいただきましたので、レポートやノートを読み返して、日々のレッスン現場に学んだことを還元していきたいと、改めて気合いが入りました。
経験豊富なベテランの先生がいくらでもいらっしゃる中で、私を選んでレッスンに来てくださっている生徒たち&保護者の皆様に感謝です。
これからも充実した濃い濃い濃~~~~~いレッスンを展開していくために、日々勉強をしていきますので、よろしくお願いいたします。
モーツァルトを弾こう!!
こんにちは、レーヴ・ジュール音楽院講師の由佳です。
ようやく東北南部も梅雨入りしましたね。
雨が多いと、気分も体調も沈みがちになりますが、気をつけて過ごしていきたいですね。
明日は、なでしこオーストラリア戦!!
5時キックオフということで、今夜は、この記事を書いたらもう寝ます(*´▽`*)
目指せ21時就寝!!笑
さて、先日、仙台市青葉区一番町にあるヤマハミュージックリテイリング仙台店6階ホールで行われたPTC(ピアノ・ティーチャーズ・サークル)公開講座に出かけてきました。
今回のテーマは、
【モーツァルトとヴァルター・ピアノ 楽器からアプローチする演奏法】
講師は、ピアニストとしてもご活躍の久元祐子先生。
♪モーツァルトの生涯
♪モーツァルト時代の鍵盤楽器
♪鍵盤楽器の変遷
♪モーツァルトの楽曲を演奏する時の注意点(デュナーミク・アーティキュレーション・指づかい・ペダリング等)
♪アナリーゼ
ものすごく濃い2時間でした。
ですがワタクシ・・・・
モーツァルト、大の苦手でして・・・(>_<)
モーツァルトは弾くもんじゃない、聴くもんだ!!
と、自分に言い聞かせて何年だ??(;^ω^)
軽やかさ・気品・歌心。
この3つが絶対に必要とされるモーツァルト。
重たくなってもいけないし、表情付けが行き過ぎてもいけないし・・。
単純なのに?単純だから?単純すぎて難しい。
シンプルすぎて難しい。
シンプル イズ ザ ベストではないのがモーツァルト(笑)
何せ、そのバランスが難しくて苦労するんです。
久元先生曰く、
『全体的に見るとモーツァルトの熱狂的ファンはいるものの、日本のピアノ学習者(音大生)にはモーツァルトって人気がないですね。音大生100人いたら1人モーツァルトを選べば良いほう。モーツァルトを弾くって、美人コンテストにすっぴんで出るようなものだから。どうしても厚化粧ができる作曲家の作品を弾きたがる傾向にあります。』
と。
例えが的確すぎて、吹き出しちゃいました、私(笑)
先日の自分のレッスンで、師匠にこう言われたばかり・・。
『モーツァルトやったほうがいいよ~。生徒たちを教えていくのに、古典は避けて通れないでしょ。今までモーツァルト何曲仕上げた?たいしてやってないよね。やりなさいよ~。ソナタ持って来て。』
う~わ・・。
マジでおっしゃってます・・??
嫌だわ~(>_<)
3年前だったでしょうか。
師匠と、モーツァルトの4手のためのピアノソナタ(連弾)を弾いたことがあったのですが、かなり苦労した記憶が・・
コンサートの4ヶ月も前から週2で先生宅に通いづめ、モーツァルトのレッスンは悲惨でした・・。
モーツァルト弾けないんです~"(-""-)"
いや、最終的には弾けるけど(笑)、苦労するんです"(-""-)"
うん、でも・・・。
モーツァルトのきらきらな音色、そして、軽やかな音色を自由自在に出せるようになりたい。
ちょっと怖いけど・・・久しぶりにモーツァルトに向き合いますかね~(;´∀`)
そんなことを感じた講座でした。
帰りには、気になっていたカフェに立ち寄ってのんびりランチ♪♪
と、思ったら、隣に座ったOL風の2人組が、タバコを吸い出し、あえなく退散(-.-)
タバコの煙と臭い、苦手です。
ランチは美味しかったです!(^^)!
店員さんもとってもキュートでした(*´▽`*)
苦手なモーツァルトに向き合うエネルギーをチャージして帰ってきました(^^♪
今年のレーヴ・ジュールピアノコンサートが決定!!
こんにちは、レーヴ・ジュール音楽院講師の由佳です。
東北南部の梅雨入りはまだのようですね。
ここ仙台は雨が多いですが・・。
今年は空梅雨なのかな。
来月、ピティナ・ピアノステップにエントリーしている生徒が3人いますが、彼女たちの頑張りがすごいんです!
生徒たちの努力を見ていると、レッスンにも力が入りますね。
毎週充実したレッスンができていて、おかげさまで私も刺激的な毎日を送れています。
そんな中、ついに今年のレーヴ・ジュールピアノコンサートの日程が決定いたしました。
先週、アメブロのほうでは告知していましたので、ご存知の方も多いとは思いますが、こちらのホームページにも詳細をアップしますね。
日時:2015年11月14日(土) 14時開演予定
場所:Tea Lounge REFRAIN【ティーラウンジ ルフラン】
仙台市青葉区中央2-9-7 アーバンブリッジビルディング1階 電力ビルのすぐ近くです。
紅茶とケーキ付きのカフェコンサートです。
それで先日、会場となるカフェで初の打ち合わせがあり、出かけてきました。
カフェが入っているビルの外観です。
大きなピアノの看板が目印♪♪
赤いじゅうたんを通って奥へ入って行きます。
10時にカフェにおじゃまして、午前中みっちり2時間、お話させていただきました。
★会場利用時間(おおむね決定)
★会場のキャパシティ(解決)
★ピアノの選定(決定)
★控室の有無(解決)
★調律の有無(解決)
★当日のタイムテーブル(未定)
★会場レイアウト(未定)
★お茶とケーキの種類(おおむね決定)
★駐車場の有無(解決)
★料金支払い方法(おおむね決定)
などなど。
お会いしたのは、会場のマネージャーのSさん。
初顔合わせとなりました。
会場の空き情報を教えていただいたり、仮予約をさせていただいたりと、3月からメールでやり取りをさせていただいていろいろご相談に応じてくださっていました。
とっても品のあるお方でして、物柔らかな雰囲気が漂うSさん。
いろいろとアドバイスやヒントをいただきながら、お話を進めていきました。
しかし、カフェという会場の特性上、座席に限りがあります。
そういったこともあり、まずはこちらが人数を把握しておかないことには、話がなかなか進まないということに気がつきました(;´∀`)
早めにお会いさせていただけて正解でしたね。
ピアノ発表会の会場スタッフとの打ち合わせは本番1ヶ月前!
なんて、よく言いますけど、本番がもっと近くなってからの打ち合わせだったら、間違いなくパニックになっているところでした(;^ω^)
その他、会場との打ち合わせ以外で、私が個人的にこなしていく仕事がたくさんあります。
★生徒たちの選曲&レッスン
★自分の練習
★プログラム作成
★アンサンブル企画
★リハーサル
★演出の工夫
★MC原稿作成
★スタッフ探し(司会・写真・ビデオ・受付・ドア)
★足台の手配
★お花・記念品
★会費設定
★謝礼
などなど。
今回、ワタクシ、自分で教室のコンサートを取り仕切ることがお初となります。
生徒さんや保護者の皆様には、何かとご協力をいただいたりご迷惑をおかけすることもあるかとは思いますが、よろしくお願いいたしますm(__)m
で、こんなの買っちゃって・・・(笑)
最近の愛読書はこれ(笑)
日々勉強なのよ~(>_<)
な~んてね(≧▽≦)笑
やるべきこと、決めなければならないことが山積みですが、でもなんだか楽しくなってきました!(^^)!笑
仕事量に圧倒されるというより、楽しめそう~♪♪
楽しみながら秋に向かっていきます!
どう?ステキな会場でしょ??
《リズムのほん》修了者が続々と♪♪
こんにちは、レーヴ・ジュール音楽院講師の由佳です。
仙台市の中学校は、今日まで中総体(仙台市中学校総合体育大会)ですね。
今年度は、13日(土)から始まったこの大会。今日が最終日。
勝ち進んでいる子、勝ち進んでいるチームにはベストを尽くして頑張ってほしいものです。
レーヴ・ジュール音楽院に通っている中学生は、現在1人。
吹奏楽部でトロンボーン奏者の女の子。
中総体では、野球部の応援だそうです。
先週の土曜日、応援が終わってからレッスンにやって来ました。
『今日は、鳴り物が禁止の会場だったので、吹かなかったんですけど、今日野球部が勝ったので、明日また応援です。野球部が勝つところ、初めて見た~(笑)』って言ってました(笑)
お天気も不安定で、昨日は雷雨になるとか言ってましたけど、大丈夫でしたね。
泉区北中山付近だけだったのかな。仙台市の中心部は雨が降ったのかな。
今日もなんだかんだ、お天気もてばいいですね。
外での競技は大変ですもんね。
さて、中学生も頑張っていますが、幼稚園児や小学生たちも頑張っていますよ。
最近、《リズムのほん》を修了した生徒たちをご紹介します。
★七海ちゃん(小3)
3月からピアノを始めた彼女。
《リズムのほん1》が修了しました。
音符や休符の名前と長さはバッチリです。
手の形にも気をつけながらピアノを弾いてくれます。
★麗海ちゃん(小1)
七海ちゃんの妹です。
姉妹同時にレッスンを開始。
習い始めた時期が同じなので、当然ですが、教則本の進むペースやスピードもだいたい同じ。
ですが、だんだんとお姉ちゃんと差がついてきました。
少し先へ行くお姉ちゃんに追いつけ追い越せとばかりに、頑張っています。
《リズムのほん1》が修了したご褒美プレゼントには、リラックマのファイルをチョイスしました(*^▽^*)
学校のテストやお便りやプリントなどを、整理するのに使ってね。
★Yちゃん(年中)
Yちゃんも《リズムのほん1》が修了。
彼女は、我がピアノ教室の最年少です。
最年少ながら、理解力は抜群です。
練習もほぼ毎日取り組んでいて、レッスンノートには、練習した証のシールがたくさん!!
★眞子ちゃん(小1)
眞子ちゃんは、ピアノ歴1年2ヶ月。
《リズムのほん4》が修了しました。
教則本の後ろについている修了証書とともに写真に収まる眞子ちゃん。
8分の3拍子と、8分の6拍子の難しいリズム打ち、よく頑張りました。
次は最終巻の5巻!!
それから眞子ちゃんは、来月のピティナ・ピアノステップにエントリーしていますので、今はピアノの鍵盤奏にも力を入れてレッスンしています。
クレッシェンドやディミヌエンド、テンポ等、音楽の表情付けにも取り組んでいます。
★Mちゃん(年長)
4月に入会のMちゃん。
ピアノを始めて2ヶ月で《リズムのほん1》が修了しました。
良いペースでお勉強できています。
先日、新品のアップライトピアノがお家にやって来たというMちゃん。
手のフォームや鍵盤のタッチポイント等、ピアノのレッスンのほうも、いよいよ本格的になってきました。
楽器がなかったのでなかなか教えたくても教えられなかったことを、ピアノがお家に来たということで、先日きちんとレッスンができました。
★蒼生君(年長)
彼も、《リズムのほん1》が修了しました。
我が教室の指長(ゆびなが)王子です!
長いきれいな指をしているから、勝手に私が命名(笑)。
音符・休符の名前と長さはバッチリです。
蒼生君、リズムが一番楽しいみたいです。
その次はピアノ。
で、一番苦手なのがワークブックだそうです(;^ω^)
女の子は、何か書いたり、色をぬったりするのが好きで、宿題に出していないところもどんどんやってしまう子がいるほど。
同年代でも、男の子と女の子で違いますね。
レーヴ・ジュール音楽院の生徒たちは、一人一人が自分のペースで楽しみながらレッスンに通っています。
コツコツ努力を重ねて、どんどん上達していきます。
今日ご紹介した彼らも、教則本を終え、それぞれが次の新しいステップへ入っていますよ。
レベルアップをすると、それなりに努力は求められますが、皆が楽しそうです(^^♪
楽しく学べるのが一番ですね。
みんなで伸びていきたい
こんにちは、レーヴ・ジュール音楽院講師の由佳です。
仙台市の小学校では、今日が運動会だという学校がほとんどなのかな。
少なくとも泉区・・というより、我が家周辺では、今日みたいです(笑)
仙台市立北中山小学校
仙台市立南中山小学校
仙台市立長命ヶ丘小学校
仙台市立高森小学校
これらの学校に通う生徒たちが多い我がピアノ教室。
土曜日にレッスンの子たちが多いので、今日はみんな振り替えています。
そのため、私はのんび~りできています(*^▽^*)
我が家のすぐ近くにある北中山小学校の賑わいが朝から聞こえてますよ。
ラジオ体操やら、生徒たちの実況アナウンスやら。
お天気にも恵まれて良かったですね。
今日は仙台でも30℃近くまで気温が上がるとか。
熱中症やケガに気をつけて、みんな、頑張れ~(^O^)/
私は朝から布団を干して、レッスン室の窓を全開にして掃除をしました。
小学生たちは運動会ですが、幼稚園児や保育園児たちのレッスンは今日も変わらずありますからね♪♪
さて、前置きが長くなりましたが・・・(;´∀`)
今日は、伸びていく子の特徴についてお話したいと思います。
本格的にピアノを教えるようになって、2年半が過ぎました。
生徒の数も増えてきて、レッスンの引き出しや楽しさも生徒の数に比例し、順調な教室運営ができているとは思いますが、ここ最近思うことがあります。
・部分練習ができない子が多すぎる
・先生の指示に従えない子が多い。
・自分のプライドや恥ずかしさが邪魔をし、時間が無駄に過ぎていくといったケースも多い。
生徒一人一人の性格が大いに関係していることであって、すぐに怒ったり否定したり、あるいは無理に私のやり方に従わせようなどとは思っていません。そんな気はさらさらありません。
ただね、最近思うことは、
伸びていく子は、努力以前に、素直さを持ち合わせているんだなっていうこと。
☆先生のアドバイスやお話を聞く力
☆その通りにやってみる素直さ
これらがどうしても必要だろうな、と思うわけです。
私は30年間ピアノを続けてきました。
この30年間に4人の先生に師事してきました。
常に自分には≪師≫がいるという音楽人生を送ってきました。
自分を肯定するわけではありませんが、私は、先生の言うことには絶対服従の生徒でした、そして今もそうです。
『こうしなさい、ああしなさい。ここ弾いて。ここもう一回。』
こういった基本的な指示に対して、
『え~、嫌だ~。なんで?こうしたい、ああしたい。』ということを言ったことはありません。
我慢してきたわけでもなんでもなく、それが私にとっては普通・当然のことだったから。
先生と生徒の関係ってこういうものだろう、と子どもながらに理解していたのだと思います。
そんな音楽人生を送ってきた私にとって、最近の生徒たちの発言や態度がびっくりする時があります。
いや、びっくりというか、“自由だな~、この子~。”って笑っちゃう感じ(笑)
♪『ここもう一回やってみよう。』と言うと、『なんで?』と返す生徒。(普通、『はい』でしょ~)
♪『ここから弾いて。このテンポで弾いて。』などの私の指示を全く無視し、自分の弾きたいように弾く生徒。
♪私が話を始めたのに、ピアノを弾く手を止めない生徒。
♪『これやろう。』と新たな課題を出すと、『やだ。絶対やらない。』と言って聞かない生徒。
自分の方法が絶対だと言うつもりはないし、生徒に押し付けるつもりもありません。
ピアノ教室は、あくまでピアノ教室であって礼儀作法のマナー教室ではありません。
どこまでが自分の仕事で、どこからが親御さんのしつけなのかという境界線はきちんと持っていたいと思っています。
ただ言えるのは、
『由佳先生は、小さい時からこういうレッスンを受けてきて、こういう努力をして、こういう練習をしていたら、ピアノが上手になったよ。だからみんなにもこういう練習はしてほしいと思ってるんだ。』
ということだけ。
生徒全員には伝わらないかもしれない。
でも、それはそれでいいと思っています。
けど、言い続けることが自分の仕事だから。
☆ち、ちょ、ちょっと・・・先生のお話聞こうか(;´∀`)
☆時間を有効に使おうね。
☆できるのにもったいないな~
☆やるならダラダラしないで、シャキッとやろう!
☆弾ける所ばかり弾いていないで、できない部分を短く区切った練習をできるようになろうね。
こんなことを言うことが多い最近のレッスン。
生徒一人一人が、自分の練習やレッスン態度を見直す良い機会になればいいなぁ~、と思います。
もちろん由佳先生も頑張りますよ(^O^)
日々考えながらのレッスンです。
答えを出すのに時間がかかろうと、あるいは答えが出なくてもこういうことを考えること自体に意味があるのかな、って思います。
こうやって学びながら、教師としてのキャリアも積んでいけるのかなって・・。
生徒も先生も、成長を止めないピアノ教室でありたい。
みんなで伸びていきたいから。