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発表会で教師の指導力が丸裸になる
こんにちは、レーヴ・ジュール音楽院講師の由佳です。
今日は寒かったですね。
仙台もついに冬到来か!?という感じですね。
今朝は、冷たい小雨の降る中、ヤマハのPTC(ピアノ・ティーチャーズ・サークル)公開講座に出かけてきました。
会場は、仙台市青葉区にあるヤマハ仙台店6階ホール。
講師は、大阪からいらした石嶺尚江先生。
講座のテーマは、【ピアノ指導者スキルアップセミナー 発表会の曲を素敵に弾こう!】というもの。
会場に到着すると、石嶺先生がピアノを練習されていました。
実は、石嶺先生のお話を聞くのは、今日が初めてではありません。
藤拓弘先生のピアノ講師ラボのCD教材で、以前に、“子どもの能力を最大限に引き出すピアノレッスン”というテーマで、先生のお話は聞いていましたので、一方的にですけど、私は存じておりました(*^▽^*)
でも今日、実際にお会いして、先生のお声をナマで聞けてうれしかったです。
今日の講座内容は、発表会でよく使われている曲の指導ポイントやイメージのレクチャーと、レベル別おすすめの曲の紹介♪♪
☆クロツキン:ワルツ
☆ラーニング・トゥ・プレイより:天の川はミルクセーキ
☆グルリット:ガボット
☆平吉毅州:こびとのおどり
☆ギロック:秋のスケッチ、ウィンナーワルツ、フラメンコ、リオのカーニバル、夢でダンスを
☆湯山昭:うれしいできごと、バレリーナ、ゆきのふる日のオルゴール、ともだちモーツァルト、バウムクーヘン
☆ショパン:ワルツイ短調遺作
☆カバレフスキー:道化師
☆ドビュッシー:小さな黒人
☆クリーガー:メヌエット
☆ハチャトゥリアン:アンダンティーノ
☆ベートーヴェン:エリーゼのために
☆バダジェフスカ:乙女の祈り
☆メリカント:ワルツ・レント、ショパン風のワルツ
☆ディズニーより:星に願いを、ホール・ニュー・ワールド
以上、全部で25曲取り上げて、レクチャーしてくださいました。
小さい頃からピアノを習ってきて、発表会にも何十回と出ている私にとっては、ほとんどが有名どころの曲。
子どもたちが弾く名曲中の名曲です。
我がピアノ教室は、2週間後にコンサートを控えております。
タイミング的にも、とっても参考になる内容でした。
来年のコンサートは、この25曲の中から数曲を弾く子が出てくるかもしれませんね(≧▽≦)
ピアノ教室にとって、発表会・コンサートというのは、一大イベントなんです!!
教師の指導力や演奏レベルが丸裸になる一日でもあります(;^ω^)
いわば、教室のコマーシャルのようなものです。
生徒たちひとりひとりの背中には、レーヴ・ジュール音楽院という教室の看板が貼られています!!
生徒たちにプレッシャーをかけていかないとね(笑)
コンサート本番前に、とても充実した濃い内容の指導法セミナーを受けられてよかったです。
今後のレッスンに活かしていきたいと思います。
ピアノリサイタルのご案内
こんにちは、レーヴ・ジュール音楽院講師の由佳です。
11月になりましたね。
仙台は雨模様の3連休だそうです。
冷たい雨、またひとつ季節が進みそうですね。
さて、最近の生徒たちはと言うと・・・
今月末のレーヴ・ジュールピアノコンサートに向けて、みんなとてもよく頑張っています。
私のほうが刺激をもらっている毎日です。
我がピアノ教室のコンサートに先立ち、巷でもピアノリサイタルが次々と開催されていますね。
芸術の秋、音楽の秋、いや、ピアノの秋です(笑)
もう何年もピアノリサイタルに足を運べていない私。
行きたい気持ちは山々なのですが、予定が合わず行けません。
ヤマハ仙台店のいつもお世話になっている方から、そしてピティナから、お得に楽しめるリサイタルの情報をいただいたのですが、私自身は行けそうにありませんので、当音楽院の生徒や保護者の方たちが、もしご興味ありましたら、私の代わりに楽しんでいただければと思って、今日は2つのピアノリサイタルのご案内をさせていただきます。
まずは、こちら。
【杉谷昭子 ピアノリサイタル クラウディオ・アラウへのオマージュ】
日時:11月8日(土) 18時半開場 19時開演
場所:常盤木学園高校 シュトラウスホール (仙台市青葉区小田原)
プログラムは、写真でご確認ください。
ヤマハ仙台店より、私宛に招待状が届いております。
このハガキ持参ですと、2名まで無料です。
ご夫婦で、親子で、友人と、楽しまれてはいかがでしょうか?
ご興味のある方は、私までお知らせください。
そして、これ。
【ユンディ・リ ピアノリサイタル】
日時:11月14日(金) 18時半開場 19時開演
場所:東京エレクトロンホール宮城(仙台市青葉区国分町)
プログラムは、ショパンのノクターン、そしてベートーヴェンの3大ピアノソナタ。
きっと、聴きごたえ満点でしょうね♪
しかも、イケメン(笑)
10年くらい前だったかな?
師匠と一緒にユンディのリサイタルに行きました。
その時は、オールショパンプログラム。
2000年のショパンコンクールの時の彼の演奏に惹きこまれて、そのユンディが仙台に来ると聞いて飛びついた記憶があります。
音がキラキラしてエネルギッシュな演奏でとっても良かったです。
今年はベートーヴェンなんですね~。
どんなベートーヴェンを弾くんだろう、ユンディって。
こちらはピティナ会員の特典割引が受けられるそうです。
S席 12000円⇒8000円
A席 9000円⇒5000円
かなりお得にチケットを購入できますので、ご興味ありましたらお早目にお知らせください。
芸術の秋!!
ステキな音楽を聴いて、心をリフレッシュさせたいものですね。
ピティナ・ピアノステップを振り返って♪Hちゃん(小2)編
9月21日に開催されたピティナ・ピアノステップ仙台泉地区。
会場となったのは、仙台市泉区紫山にある宮城大学の講堂。
我がピアノ教室からは、5名のリトルピアニストたちがステキな演奏を聴かせてくれました。
本日は、そのうちの1人、Hちゃん(小2)の演奏を振り返ってみようと思います。
Hちゃんは今年の5月からレーヴ・ジュール音楽院に通っています。
最近特に、メキメキと上達していますよ。
ステップ当日の彼女の演奏は、圧巻のピアノの音!!
f(フォルテ)とp(ピアノ)のバランスや、テンポ等、バッチリ!!
普段弾きなれている自分のピアノや教室のピアノではなく、初めて触るグランドピアノで、あそこまで音のコントロールが絶妙にできるって相当ですよ!
たいしたもんです!素晴らしい演奏でした!
アドバイザーの先生方からのコメントも励みになるものばかりでした。
ご紹介いたします。
♪ていねいに弾けましたね。
♪テンポよく弾けましたね。
♪ステキでした。
♪p(ピアノ)の音がとてもよかったです。
♪よく弾いています。
♪誠実な演奏です。
♪dim(ディミヌエンド)もよかったです。
♪今のところ楽しみとしか言えない。
♪歌いながら弾くとフレーズ(呼吸)感がもっと出せると思いますよ。
♪弱い音がとても丁寧で美しかったです。
♪音が1音ずつにならないよう、横に歌う感じが出せるともっとすてきになりますね。
Hちゃん自身が答えてくれたアンケートもご紹介いたしますね。
1.演奏した曲に自分で点数をつけてみよう!
課題曲:おやまのがくたい 100点
自由曲:ほたる 91点
2.どんなことに気をつけて演奏しましたか?
てんぽにきをつけてえんそうしました。
3・他のお友達の演奏は静かに聴けましたか?弾いてみたい曲はありましたか?
ひいてみたいきょくはジングルベルをひいてみたいです。
4.ピティナ・ピアノステップに参加してどうでしたか?
やっぱりはじめてなのでどきどきしました。
5.これからピティナ・ピアノステップに参加する教室の仲間にメッセージをお願いします。
みんなとってもじょうずでした。わたしもみなさんのように、じょうずになりたいです。
6.【保護者の皆様へ】お子様の演奏はいかがでしたか?気づいたことやご感想など、ご自由にお書きください。
はじめてで心配しましたが、ステージに上がったらおじぎもちゃんとキレイにしていたし、ピアノも気をつける所もしっかりしていて上手だなと思いました。
Hちゃん、お母様、アンケートへのご協力ありがとうございました。
Hちゃんの次のステージは、11月のレーヴ・ジュール音楽院ピアノコンサート!
コンサートに向けて、ギロックを練習中です。
こちらも良い仕上がりになること間違いなし!!
ステキなコンサートにしようね。
幼児(子ども)にピアノを教えること
こんにちは、レーヴ・ジュール音楽院講師の由佳です。
仙台はすっかり秋ですね。
道端に咲くコスモスがとってもきれいな季節になりました。
昨日は、ピアノの指導法セミナーを受けてきました。
会場は、仙台市青葉区のヤマハミュージックリテイリング仙台店の6階ホール。
講師は、音楽教育家の北村智恵先生。
これまで40年以上ピアノを指導されているベテラン先生です。
去年までは幼稚園の園長先生もされていたとか。
“そもそもピアノ指導者とは何か”から、導入期のピアノレッスンに至るまで、北村先生の長年の幼児教育のご経験に基づく様々なお話を聞くことができました。
ピアノ指導者は、ピアノの弾き方を教える人ではない。
音楽家+教育者でなければならいんだと。
ピアノの先生は、生徒一人一人の歩幅でてくてく同伴し、生き方につながるレッスンをすることが求められている職業なんだと、改めて再認識させられました。
大人にとっての“易しいこと”や“難しいこと”と、子どもたちにとってのそれらは、必ずしも同じではありません。
子どもの目の高さで向き合う必要性を痛感させられました。
北村先生の講座の中で心に残った言葉がありました。
『子どもっていうだけで、弱者。先生は大人であるということだけで権力者になり得る。これってとっても怖いことなんですよ。』
教師側がいかに、子どもの目線に立って物事を考えてあげられるかなんですね。
私は親ではありません。子どもがいません。
だからよけいに、上から教え込むのではなく一緒に体験しながら学んでいくという姿勢を持ちたいな、と思いました。
大人は理論や理屈で色々な事を覚えたり勉強できたりしますが、子どもは体験を通してでしか学べません。
教師の発する言葉一つをとってみても、子どもを混乱させたり落ち込ませたりしていないだろうか、とよく考えなければいけませんね。
子どもが初めてピアノを習う時、その先生との出会いは決定的です。
音楽好きになるか、そうでないか、一生を左右する問題です。
親御さんたちは、たくさんあるピアノ教室の中から、そして、たくさんいるピアノ教師の中から私を選んで、我が子を預けられているのですから。責任重大ですよね。
生徒たちの笑顔を、教師が奪っていないだろうか・・??
しっかり考えながらレッスンしていきたいです。
『きらきらピアノ』でこどもの好奇心アップ!
こんにちは、レーヴ・ジュール音楽院講師の由佳です。
仙台は、ここ2、3日、とっても涼しくて過ごしやすいです。寒いくらいです。
夜には、虫の声が聴こえ、秋の気配が深まってきましたね。
夏ももう終わりですね。
昨日はピアノ指導法セミナーに出かけてきました。
場所は、仙台市青葉区一番町にあるカワイミュージックショップ仙台4階ホール。
セミナー講師は、作曲家の轟千尋先生。
テーマは、≪『きらきらピアノ』でこどもの好奇心アップ!わくわくレッスン!≫というもの。
我がピアノ教室の生徒たちにも人気のある《きらきらシリーズ》。
轟先生は、この楽譜の著者であられます。
全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)のピアノステップの自由曲や、レーヴ・ジュール音楽院のピアノコンサートの選曲にも大いに使わせていただいています。
生徒たちの目の輝きが違いますよ、ホントに♪
まさに《きらきら》です(*^▽^*)
これらの楽譜を使いながら、読譜の3つの裏ワザを教えていただきました。
楽譜に書かれていることは、1、2割にしかすぎません。
ピアノの指導者は、楽譜に隠された作曲者の思いを読み取るテクニックを身につけて、それを生徒たちに伝えていかなければなりません。
轟先生曰く、そのテクニックは150ほどあるそうです。
昨日は、そのうちのトップ3を勉強してきました。
☆転回形
☆倚音
☆ベースライン
ピアノ講師ラボのCD教材でも、ヤマハのPTC(ピアノ・ティーチャーズ・サークル)講座でも、これまで轟先生の講座は受講しておりますが、何回受けても勉強になります。
♪様々な響きに出会う(幼児期~小3くらいまで)
♪コードネーム(小6までにマスター)
♪音楽理論(中学以降)
このような適期教育についてのお話も聞くことができました。
脳科学者の研究によると、子どもの聴力が伸びる時期は8歳まで。長く見ても12歳くらいまでだろう、と言われているそうです。
この時期にいかに多くのおしゃれな響きに出会うかが重要なことなんですね。
ですから、教師側も、いろんな曲を与えていくように、とおっしゃっていました。
小さいうちは感覚で与えていくことだけで十分。
その後、理論や理屈で教えるのは身体が変わるころが良い、とのこと。なので、中学生くらいからなんですね。
ソナチネの指導法も目からうろこでした。
レッスンに還元していかなければ!!
セミナー後は、お気に入りのカフェに立ち寄ってランチ♪♪
“明日のお昼は、あそこのカフェのタコライスを食べよう♪”と前日から決めていたタコライス(笑)
ランチをしながら、セミナーで学んだことをすぐに復習!
ノートを見返しながら、楽譜を眺めながら、美味しいタコライスを食べながら、ゆっくりと一人の時間を満喫して帰ってきました(^_^)v
今後の生徒たちのレッスンで、学んだことを活かせるように私も日々勉強です!
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