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我がピアノ教室最年少のK君、頑張ってます!

2014-05-06

ゴールデンウィーク最終日ですね。

レーヴ・ジュール音楽院では、ゴールデンウィーク中も、変わらず生徒たちの頑張りを目にすることができました。

そのうちの1人、K君(3歳)のピアノレッスンをご紹介します。

今週のレッスンで、K君は、2月からコツコツと取り組んでいた教則本を修了しました!!

5.4ピアノレッスンK

以前もご紹介した我がピアノ教室で大人気の教則本、《リズムのほん1》です。

この教則本で勉強する内容は、

♪4分音符
♪2分音符
♪4分休符
♪8分音符
♪8分休符
♪付点2分音符
♪全音符

音符・休符の種類や名称を覚えたり、両手打ちをしたりします。

メトロノームのテンポに合わせて行ったり、私の人間メトロノーム(?笑)でテンポの狂いがなく一定のテンポで両手打ちができるようにやっていきます。

K君のピアノを弾く鍵盤奏のレッスンメニューはこちら!

♪日本民謡:いちばんぼしみつけた
♪フランス民謡:つきのひかりに
♪視唱
♪ド・レ・ミのフラッシュカード

ド・レ・ミのたった3つの音で、いろんな曲が弾けます。

K君は、“いちばんぼしみつけた”をとっても上手に弾いてくれました。
もちろん合格!!

K君の感心するところは、テンポの狂いやズレがないこと。

弾き始めたテンポを曲の最後まで一定に保ってピアノを弾くって、けっこう難しいことなんです。
脳でコントロールする作業が必要なので、小さい子や、ピアノ初心者はなかなかできないことが多いんですね。
テンポがどんどん前のめりになっていってしまうことが多いのですが・・・

3歳のK君、それがしっかりしているんですよ!
4拍子であれ、3拍子であれ、拍感がきちんとしているんです。

身体で覚えていく感覚的なものなので、ピアノ歴が長くなれば自然に身についてくるものなのですが、すでにK君の小さな身体の中には、ぶれないテンポが備わっているみたいです!

本当に感心します。

K君のリズム感・拍感をもっともっと正確なものにするべく、引き続き《リズムのほん》で頑張っていきたいと思います。

K君、来週からは、《リズムのほん2》だ!
レベルアップだね!!

私がピアノを指導する目的

2014-05-03

ゴールデンウィーク真っ只中ですね。
楽しく過ごされているでしょうか??

ここ仙台はお天気がかなり良くて、どこかへお出かけしたくなる気持ちに駆られます。

ですが私は、何の予定もありません(;^ω^)
普通に仕事です。生徒たちのレッスンです。
それが楽しいんですけどね、仕事人間の私にとっては♪♪

新年度が始まって早1ヶ月が経ちました。
生徒たちも新しい生活に慣れてきた頃なのかな。

おかげさまで、最近は毎月のように新しい生徒さんとの出会いがあります。
ホームページからのお問い合わせも多くなってきました。
保護者の方々が見てくださっているんだな、と実感しています。

だからこそ今日は、私が何のためにピアノを教えているのか、ピアノを指導する目的について書きたいと思います。

結論から言うと、ピアノを教える際、私が意識している目的は2つあります。

1つ目は、ピアノが好き、音楽が好き、音楽のある生活を一生楽しんでいけるような人間を育てること。
2つ目は、努力のできるたくましい心を育み、大きな壁に直面しても自分で乗り越えられる力を身につけること。

意外に思われるかもしれませんが、私が力を入れているのは、ピアノを上手くすることよりも、2つ目の目的のほうです。
言ってしまえば、ピアノ教室に通っている以上、ピアノが上手になることは当たり前なのです。

目標に向かって努力し、その目標を達成するだけの力がなければ、社会に出てやっていけません。

ピアノを習うことを通して、目標達成の方法を知ることができるように指導していきたいと思います。

例えば、どんなふうにその力が身についていくのか?

ピアノならではの方法が、ステージ経験です。

ステージ経験は、ピアノの上達にはもちろんですが、子どもの成長にとても役立ちます。

緊張を上手にコントロールする方法。
本番で最高の演奏をする方法。
思うような演奏ができなかった時の対処の仕方。

これらを、“頭の中だけで知っている”のと、“実際に身をもって体験して理解している”のとでは、大きな違いがあります。

先ほどから繰り返している通り、ピアノだけではなく、人生のあらゆる場面(受験・職場でのプレゼン等)において、将来必ず役に立ちます。

そういった意味で、私は、生徒にピアノを弾くテクニックを教えるだけの先生にはなりたくありません。
だって、高校や大学で、ピアノを専攻しない限り、だいたいの生徒はピアノを辞めていきます。辞めた後の人生のほうが明らかに長いわけだから・・。

ですから、自分の生徒には、強い心を持った自立した大人になってもらいたい。
そう思っています。

大きな壁とも思える問題に直面しても、あきらめない気持ちを育む。
努力のできるたくましい心を育む。
目標を立てて、それを達成するための日々の段階を教える。

こんな点をいつも意識しながら指導しています。

保護者とのコミュニケーション

2014-04-23

先週、満開に咲いた仙台の桜もいよいよ散り始めました。
だいぶ暖かくなってきましたね。

新年度が始まり、生徒たちの曜日や時間の変更等も落ち着いてきたところです。

進級や進学した生徒たちの予定だけではなく、お仕事を持っておられるお母様たちのご都合も考慮してレッスン曜日を変更したりもしました。

どこのピアノ教室でも、保護者の方たちとのコミュニケーションを大切されていると思います。

我がレーヴ・ジュール音楽院では、月末のレッスンには保護者へお手紙を書いて生徒に持たせています。

ピアノレッスン報告 保護者への手紙

その月のピアノのレッスン報告と来月のレッスン予定のお知らせです。

“今月はこんなことをしました。”
“こんなことがありました。”
“こんなことができるようになりました。”
“練習のお声掛けをよろしくお願いいたします。”
“こんなイベントがあるので参加してみませんか??”

などなど。

月末にこうして保護者へお手紙の形で報告することは、生徒一人一人との時間を振り返ることにもなり、来月以降のピアノレッスンをどう作っていくか、方向性を自分の中で明確にすることにつながっています。

これからもお父さんお母さんとのコミュニケーションを大事にしていきたいと思っております。

保護者の方々の日頃のご協力に感謝しております。

生徒たちの成功体験を報いる

2014-04-19

レーヴ・ジュール音楽院では、教則本が修了するたびに、ほんの小さなプレゼントを用意しています。

頑張る生徒たちのステキな努力を報いるために。

今週も数名の生徒たちが、そのご褒美プレゼントを片手に満面の笑顔で帰っていきました。

そのうちの1人、詩音ちゃん(年長)は今年2月からピアノを習い始めました。

理解力は抜群!
センスは抜群!
リズム感も言うことなし!

新体操も習っているせいなのか、ここまでリズム感に優れている子も珍しいな、といつも私は感心しきりです。
お母様がフラメンコダンスをされているということで、小さなときからフラメンコの音楽を聴いて育ったという環境も大きく関係しているのかも・・とお母様とお話したりもします。

そんな詩音ちゃん、今週は《リズムのほん2》が修了しました!

増税前にプレゼントの補充をいくらかしたので、プレゼントがたくさんあって、選ぶのに少々時間がかかってしまいました(笑)

お母様からは、
『早く~!早くしてよ~!ピアノ弾く時間なくなっちゃうよ~!もう、お母さんが選んであげる!』と急かされる詩音ちゃんでした(笑)

ピアノを頑張ったご褒美プレゼント

こんなに嬉しそうにプレゼントを選ぶ生徒たちの顔を見ては、幸せな気持ちになる由佳先生。
幸せホルモンを満タンにさせてもらっています♪♪

生徒だけではなく、私までも報われる瞬間です!

修了証書と一緒に写真に収まる詩音ちゃんの達成感あふれる笑顔もステキ!

ピアノレッスン風景 詩音

小さいうちにこうやって成功体験を多く積むことはとても大事です。
自信が持てたり努力することを学ぶことができますね。

生徒たちの喜びは私の喜びです♪♪

飽きずに長くピアノを続ける方法

2014-04-17

せっかく始めた習い事を、モノにならないうちにすぐに辞めてしまうなんてとても残念なことです。

今日は、「飽きずに長くピアノを続ける方法」について書きます。

ピアノの先生と仲良くなる、好きなピアノ曲をできるだけ多く持つ、ピアノを続けている友達との交流など、いろいろあるとは思いますが、やはり大事なのは、“目標を立てること”なのではないか、と思います。

皆さんだったらどうやって目標を立てますか?
あるいは、お子様に目標の立て方をどのように教えますか?

今すぐには実現不可能な長期的な目標(大きな目標)と、今日からでも達成可能な短期的な目標(小さな目標)を立てるといいと思います。

例えばこのような感じです。

【来年のピアノの発表会で、◯◯を弾く】という長期的な目標を一つ立てたとします。

この大きな目標を達成するために、
【基礎をしっかりやる】
【◯◯の曲を聴いて、自分のイメージを確立させる】
【毎日△分ピアノの練習を欠かさない】
【1日1小節を△回反復練習をする】
【1週間でここまでは譜読みを終わらせる】
みたいに、比較的すぐに実現可能な目標を複数立てます。

そして、その立てた短期的な目標を達成するためにしっかり取り組むのです。

そうすると、いつの間にか大きな目標に近づいている自分に気がつき、楽しくなってきます。

こういった達成感は、人を大きく前進させるものです。

そしてまた、新しい目標を立ててそれに向かって努力を重ねていくわけです。

その繰り返しで、弾ける曲の難易度もどんどん上がり、譜読みも速くなり、レパートリーも増え、好きなピアノ曲もたくさんになり、楽しみも増す、という良い循環が生まれていきます。

そのようにして、完成した曲をだれかほかの人に聴いてもらう事も、上達や喜びには欠かせない要素です。

新年度を迎えて、1年の目標や抱負を考えるには、とてもいい時期ですね。

生徒の皆さんには、自分に合った目標を考えてもらいたいものです。

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