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我がピアノ教室最年少のK君、頑張ってます!
ゴールデンウィーク最終日ですね。
レーヴ・ジュール音楽院では、ゴールデンウィーク中も、変わらず生徒たちの頑張りを目にすることができました。
そのうちの1人、K君(3歳)のピアノレッスンをご紹介します。
今週のレッスンで、K君は、2月からコツコツと取り組んでいた教則本を修了しました!!
以前もご紹介した我がピアノ教室で大人気の教則本、《リズムのほん1》です。
この教則本で勉強する内容は、
♪4分音符
♪2分音符
♪4分休符
♪8分音符
♪8分休符
♪付点2分音符
♪全音符
音符・休符の種類や名称を覚えたり、両手打ちをしたりします。
メトロノームのテンポに合わせて行ったり、私の人間メトロノーム(?笑)でテンポの狂いがなく一定のテンポで両手打ちができるようにやっていきます。
K君のピアノを弾く鍵盤奏のレッスンメニューはこちら!
♪日本民謡:いちばんぼしみつけた
♪フランス民謡:つきのひかりに
♪視唱
♪ド・レ・ミのフラッシュカード
ド・レ・ミのたった3つの音で、いろんな曲が弾けます。
K君は、“いちばんぼしみつけた”をとっても上手に弾いてくれました。
もちろん合格!!
K君の感心するところは、テンポの狂いやズレがないこと。
弾き始めたテンポを曲の最後まで一定に保ってピアノを弾くって、けっこう難しいことなんです。
脳でコントロールする作業が必要なので、小さい子や、ピアノ初心者はなかなかできないことが多いんですね。
テンポがどんどん前のめりになっていってしまうことが多いのですが・・・
3歳のK君、それがしっかりしているんですよ!
4拍子であれ、3拍子であれ、拍感がきちんとしているんです。
身体で覚えていく感覚的なものなので、ピアノ歴が長くなれば自然に身についてくるものなのですが、すでにK君の小さな身体の中には、ぶれないテンポが備わっているみたいです!
本当に感心します。
K君のリズム感・拍感をもっともっと正確なものにするべく、引き続き《リズムのほん》で頑張っていきたいと思います。
K君、来週からは、《リズムのほん2》だ!
レベルアップだね!!
私がピアノを指導する目的
ゴールデンウィーク真っ只中ですね。
楽しく過ごされているでしょうか??
ここ仙台はお天気がかなり良くて、どこかへお出かけしたくなる気持ちに駆られます。
ですが私は、何の予定もありません(;^ω^)
普通に仕事です。生徒たちのレッスンです。
それが楽しいんですけどね、仕事人間の私にとっては♪♪
新年度が始まって早1ヶ月が経ちました。
生徒たちも新しい生活に慣れてきた頃なのかな。
おかげさまで、最近は毎月のように新しい生徒さんとの出会いがあります。
ホームページからのお問い合わせも多くなってきました。
保護者の方々が見てくださっているんだな、と実感しています。
だからこそ今日は、私が何のためにピアノを教えているのか、ピアノを指導する目的について書きたいと思います。
結論から言うと、ピアノを教える際、私が意識している目的は2つあります。
1つ目は、ピアノが好き、音楽が好き、音楽のある生活を一生楽しんでいけるような人間を育てること。
2つ目は、努力のできるたくましい心を育み、大きな壁に直面しても自分で乗り越えられる力を身につけること。
意外に思われるかもしれませんが、私が力を入れているのは、ピアノを上手くすることよりも、2つ目の目的のほうです。
言ってしまえば、ピアノ教室に通っている以上、ピアノが上手になることは当たり前なのです。
目標に向かって努力し、その目標を達成するだけの力がなければ、社会に出てやっていけません。
ピアノを習うことを通して、目標達成の方法を知ることができるように指導していきたいと思います。
例えば、どんなふうにその力が身についていくのか?
ピアノならではの方法が、ステージ経験です。
ステージ経験は、ピアノの上達にはもちろんですが、子どもの成長にとても役立ちます。
緊張を上手にコントロールする方法。
本番で最高の演奏をする方法。
思うような演奏ができなかった時の対処の仕方。
これらを、“頭の中だけで知っている”のと、“実際に身をもって体験して理解している”のとでは、大きな違いがあります。
先ほどから繰り返している通り、ピアノだけではなく、人生のあらゆる場面(受験・職場でのプレゼン等)において、将来必ず役に立ちます。
そういった意味で、私は、生徒にピアノを弾くテクニックを教えるだけの先生にはなりたくありません。
だって、高校や大学で、ピアノを専攻しない限り、だいたいの生徒はピアノを辞めていきます。辞めた後の人生のほうが明らかに長いわけだから・・。
ですから、自分の生徒には、強い心を持った自立した大人になってもらいたい。
そう思っています。
大きな壁とも思える問題に直面しても、あきらめない気持ちを育む。
努力のできるたくましい心を育む。
目標を立てて、それを達成するための日々の段階を教える。
こんな点をいつも意識しながら指導しています。
保護者とのコミュニケーション
先週、満開に咲いた仙台の桜もいよいよ散り始めました。
だいぶ暖かくなってきましたね。
新年度が始まり、生徒たちの曜日や時間の変更等も落ち着いてきたところです。
進級や進学した生徒たちの予定だけではなく、お仕事を持っておられるお母様たちのご都合も考慮してレッスン曜日を変更したりもしました。
どこのピアノ教室でも、保護者の方たちとのコミュニケーションを大切されていると思います。
我がレーヴ・ジュール音楽院では、月末のレッスンには保護者へお手紙を書いて生徒に持たせています。
その月のピアノのレッスン報告と来月のレッスン予定のお知らせです。
“今月はこんなことをしました。”
“こんなことがありました。”
“こんなことができるようになりました。”
“練習のお声掛けをよろしくお願いいたします。”
“こんなイベントがあるので参加してみませんか??”
などなど。
月末にこうして保護者へお手紙の形で報告することは、生徒一人一人との時間を振り返ることにもなり、来月以降のピアノレッスンをどう作っていくか、方向性を自分の中で明確にすることにつながっています。
これからもお父さんお母さんとのコミュニケーションを大事にしていきたいと思っております。
保護者の方々の日頃のご協力に感謝しております。
3~4歳児がピアノを弾く前にできること♪♪ソルフェージュ編♪♪
以前、仙台市泉区界隈で生徒募集のチラシを配っていた時にお会いした、たくさんのお母様たちが抱かれていた疑問。
【3~4歳の小さな子どもはどんなことをするんですか?】
今日は、ソルフェージュをご紹介いたします。
ソルフェージュとは??
簡単に言うと、楽譜を読むことを中心とした基礎的な音楽学力のことを指します。
☆書くこと
☆聴くこと
☆読むこと
☆歌うこと
☆リズム
レーヴ・ジュール音楽院では、これらの分野に分けてレッスンを行っています。
【書く】
こんなテキストを使って、音符を書いてもらいます。
中身を一部ご紹介します。
五線紙の中で音符を書く練習をします。
ト音記号やヘ音記号の書き方もお勉強します。
【聴く】
つまり、聴音です。
ド・レ・ミを聴き、それを五線紙に音符にして書く訓練を行います。
【読む】
音符カードを使って、音の名前を覚えたり、音符を読んだり、和音のお勉強をします。
フラッシュカードのようにして、パッパッと読めるようになるまで繰り返します。
【歌う】
視唱、つまり楽譜を見て階名で歌う訓練のことです。
こんな楽譜を使います。
大きな声で歌うことによって、自由に表現できるようになります。
そして、フレーズ(区切り)を見分けられるようになり、自然に呼吸法なども覚えるようになります。
【リズム】
当音楽院で人気のある《リズムのほん》というテキストを使って、拍子打ちをしています。
音符や休符の種類と長さが身につきます。
拍感も身につきます。
何より、リズム感が鍛えられます。
テキスト以外には、リズムカードを使うこともあります。
一方的に先生から教えられるというより、生徒さん自身がカードを手にして自由にリズムを作ります。
作ったリズムを拍子打ちして確認します。
ソルフェージュを効果的に行うことによって、絶対音感を身につけることが可能になります。
絶対音感は訓練次第でいくつになっても身につけられますが、幼児期の方が有利だと言われています。
これまでご紹介してきたように、レーヴ・ジュール音楽院では、未就学児のお子様に、ピアノを弾く前の準備として、そして、スムーズにピアノの鍵盤奏のレッスンには入れるように、音楽の基礎となる部分を楽しく丁寧に教えていきます。
ヤマハのピアノグレード試験に対応したレッスンも行っています!
レーヴ・ジュール音楽院では、希望者にはヤマハのピアノグレード試験に対応したレッスンを行います。
主なレッスン内容としては、メロディ視唱や聴音などです。
13級~11級に関しては、試験官の資格を持った私が、試験を行います。
それで、当音楽院では、グレード試験に対応したテキストを使っています。
未就学児向けの、《なかよしピアノ》。
小学生以上の児童向けの、《ピアノスタディ》。
とてもきれいなかわいらしい挿絵がいっぱいで、子どもたちとの会話が弾みます。
そこから生徒の心の中にある考えや感情を引き出すのにも一役買っているこの教材。
レッスンがとても楽しい時間になります。
尚、ピアノグレード試験についていくつかお知らせいたします。
【試験会場】
通常、ピアノのレッスンを受けている会場で実施します。つまり、いつものレッスン室です。
【試験日時】
テキストのステップが終了する時期に合わせてレッスン日やその前後に試験官である担当の指導者、つまり私が設定します。
【試験形態】
ヤマハ音楽振興会が認定した試験官(レッスン担当の指導者)が一人で実施します。
【結果・通知】
結果は後日、担当の指導者である私が通知いたします。合格された方には合格証書をお渡しします。
ピアノグレード試験は、日頃のレッスンの成果を確認できる良い機会です。
合格すれば大きな自信にもつながることでしょう。
積極的にチャレンジしてほしいと思います。
受験を希望される生徒の皆さん、お子様にチャレンジさせてみたいとお考えの保護者の皆様、お気軽に私まで声をおかけくださいね。
対策レッスンをいたします。