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春畑セロリ先生のピアノ指導法セミナーに行ってきました♪

2014-07-05

昨日は、PTC(ピアノ・ティーチャーズ・サークル)の公開講座でした。

朝から、仙台市青葉区一番町にあるヤマハミュージック仙台店に出かけてきました。

ピアノ指導法講座 ヤマハ仙台店

第3回目となる昨日のテーマは、

《春畑セロリ ぶらぶ~らの地図 公開セミナー 旅をテーマにみずみずしく描かれた作品が色とりどりに煌めき走り出す!!》

というもの。

≪ぶらぶ~らの地図≫が出版されてから半年。

ピアノ曲集 ぶらぶ~らの地図

この曲集の中から数曲を先生ご自身のピアノ演奏で聴きながら、皆でイメージ遊び♪

曲を聴いて単語を3つ連想したり、登場人物を考えてみたり、色をイメージして曲にタイトルをつけてみたり、物語を作ってみたり・・

会場は、ピアノの先生ばかり。
こういったイメージ遊びは得意とする方ばかり。

春畑先生も驚くほど大盛り上がり(*^▽^*)
イメージを共有し合うことの楽しさで、笑いっぱなし。

♪イメージする力
♪共感する力
♪表現する力
♪聴く力

この4つの力について、深いお話を聞くことができました。

今の子供たちは電子音しか聞いていない。
テレビの効果音にしろ、ゲームの効果音にしろ・・。

そして今は、電子ピアノでピアノを習う子供たちが多い。
電子ピアノの音は、処理された音にすぎない。

そんな状態では、脳や心の育つべきところが育たなくなるのではないか。
それしか聞かないで育つことは、危険なこと。

本物の、生の音を聴くことが心の栄養となる。

作曲家目線の深いお話でした。

そして、ピアノの先生に求められることについてもいろいろ教えていただきました。

聴覚で聴くものを音ではないもので表現しなければならない、ということ。
例えば、色、におい、味、言葉など。

これはもちろん、ピアノ教師だけでなく生徒たちにもイメージしてほしいことですが、ピアノの先生は特に、生徒の演奏に対して言葉で評価を下すことが求められるので、

“今日は◯◯だったね”
“今の演奏は◯◯みたいだったよ”

という言葉を数多く持っていなければならない、と。

☆聴いたことを言葉にすること
☆人のエモーション、心の動きを受け止めてあげること

これらがポイントですね。

春畑セロリ先生と ピアノ指導法講座 ヤマハ仙台店

春畑先生のステキな曲に惹かれ、そして、飾らない先生ご自身にも魅かれました。

セミナー後には、お気に入りのカフェでランチ♪

カフェ・モーツァルト ピアノ指導法講座の後に

充実した時間が過ごせて、パワー充電完了です!!

心に響くピアノ指導

2014-06-10

昨日、仙台市青葉区一番町にあるヤマハミュージック仙台店6階ホールで行われたPTC(ピアノ・ティーチャーズ・サークル)公開セミナーに参加してきました。

ピアノ指導法セミナー 

雨の中でしたが、かなり大勢のピアノの先生たちが集まっておりました。
顔なじみの先生もいたり、初めてご挨拶させていただいた先生もいたり・・

セミナーのテーマは、

【心に響くピアノ指導シリーズNo2~インベンションの素晴らしさを自信を持って生徒に伝えるために】というもの。

講師は、手塚真人先生。

実は、去年も手塚先生のセミナーに参加して、バッハを演奏するときの注意点をインベンションを使って勉強させていただきましたが、昨日はその続きの部分でした。

ほとんどのピアノ学習者が経験するバッハのインベンション。

昨日は、全15曲あるインベンションのうち、5曲を取り上げて、その解釈、装飾法などを具体的に分かりやすく教えていただきました。

主な内容は、

☆完全終止を見つける
☆スラー
☆ゼクエンツ
☆トリル
☆タイ
☆ストレッタ

タイやスラー、そしてトリルは、表現技法としてあらゆる時代のあらゆる作曲家が用いていますが、バッハの音楽に使われているスラー、タイ、トリルには、とっても深い意味があるということも教えていただきました。

“目からうろこ”のセミナーでした。

レッスンに役立てていきたいですし、もちろん自分の演奏にも学んだことを取り入れながら、音楽を作っていきたいと思います。

昨日のセミナーで、とても印象に残った言葉があります。

『バッハは、“目で”楽しむ音楽でもある。』

普通、音楽は耳や心で楽しむもの、というイメージがありますよね。
もちろんバッハの音楽も、耳や心で楽しむことはできるけれど、目でも楽しめる作曲家はバッハしかいない、と。

確かに昨日は、2時間ずーっと楽譜とにらめっこしながら、音符の並びや音程から、バッハの音楽をひも解いていく作業をしました。

深い・・
深いよ・・
深すぎるよ、バッハ。そして、手塚先生・・(笑)

とっても楽しかったです♪

今日は午前中、2時間みっちりひたすらインベンションの練習に充てました。

バッハ ピアノ練習

楽譜に書き込みながら曲を創りあげていく作業。
楽譜と向き合って考える時間。

たまらなく好きです!!

6月6日は楽器の日!

2014-06-06

楽器を習いたいと思っている方、とりわけピアノを始めてみたいと思っている方、今日は何の日だかご存知ですか?

6月6日は“楽器の日”です。
1970年(昭和45年)に、全国楽器協会によって制定されました。

≪芸事の稽古始めは6歳の6月6日にする≫という習わしに由来しているそうです。
この日から始めると上達が早いとか・・・?

日本式に数を指で折って数えると、6の数字の時に小指が立つ形となって、“子が立つ”とも言われているらしいです。

なるほどね、なるほど~・・。

楽器の習い事と言えば、メジャーなのがやはりピアノですね。

ママたちに聞いた子どもにさせたい習い事ランキングでは、男の子も女の子も上位にピアノがランクインしています。

ここでちょっと私の話。

私は3歳からエレクトーンを始め、ピアノを習い始めたのは小学1年生、6歳の時でした。

両親がどちらも楽器を買い与えてくれました。エレクトーンを買ってくれた時の記憶はないのですが、我が家に茶色のアップライトピアノがやって来た時の記憶はあります。

嬉しかったですね、やっぱり♪
頑張って練習しようと思ったものです。

練習の甲斐あって、上達してくると、技術面でも表現の面でも、アップライトピアノには限界を感じるようになってきました。弦が切れてしまうこともしばしば・・・

仙台の中心部の高校に進学したので、学校帰りにアーケードをぶらぶらしては、ヤマハやカワイのショップに立ち寄って、グランドピアノで1曲弾いて帰って来る、なんてこともしょっちゅう(笑)。

グランドピアノが欲しくて欲しくて・・。

そしてついに2005年の春にグランドピアノに買い換えました。5年ローンを組んでマイマネーで。

こうして、グランドピアノを毎日弾けるようになったわけです。

まぁ、私の話はここまでにして・・・(;^ω^)

本日6月6日、“楽器の日”というのをきっかけに、ピアノを始めてみてはいかがですか?

レーヴ・ジュール音楽院では、新規生徒大歓迎です♪♪

ヤマハのピアノグレード試験に対応したレッスンも行っています!

2014-04-05

レーヴ・ジュール音楽院では、希望者にはヤマハのピアノグレード試験に対応したレッスンを行います。

主なレッスン内容としては、メロディ視唱や聴音などです。

13級~11級に関しては、試験官の資格を持った私が、試験を行います。

それで、当音楽院では、グレード試験に対応したテキストを使っています。

未就学児向けの、《なかよしピアノ》。
なかよしピアノ

小学生以上の児童向けの、《ピアノスタディ》。
ピアノスタディ

とてもきれいなかわいらしい挿絵がいっぱいで、子どもたちとの会話が弾みます。
そこから生徒の心の中にある考えや感情を引き出すのにも一役買っているこの教材。

レッスンがとても楽しい時間になります。

尚、ピアノグレード試験についていくつかお知らせいたします。

【試験会場】
通常、ピアノのレッスンを受けている会場で実施します。つまり、いつものレッスン室です。

【試験日時】
テキストのステップが終了する時期に合わせてレッスン日やその前後に試験官である担当の指導者、つまり私が設定します。

【試験形態】
ヤマハ音楽振興会が認定した試験官(レッスン担当の指導者)が一人で実施します。

【結果・通知】
結果は後日、担当の指導者である私が通知いたします。合格された方には合格証書をお渡しします。

ヤマハピアノグレード試験認定証

ピアノグレード試験は、日頃のレッスンの成果を確認できる良い機会です。
合格すれば大きな自信にもつながることでしょう。

積極的にチャレンジしてほしいと思います。

受験を希望される生徒の皆さん、お子様にチャレンジさせてみたいとお考えの保護者の皆様、お気軽に私まで声をおかけくださいね。
対策レッスンをいたします。

最近のピアノレッスンから:Kちゃん(小1)編

2014-02-14

昨日のKちゃん(小1)のピアノレッスン風景をご紹介します。

レッスンメニューはこちら♪

☆ハノン:1番(指上げとテンポアップ)
☆ディアベリ:にじ
☆ヤマハより:やさしいなつのひ
☆ギロック:おもちゃのダンス
☆メトード・ローズより:練習曲6,7,8番

とにかくレッスン曲が多いKちゃん。

でも、ピアノを弾くことだけではなく、きちんと楽譜を見ることに注意を促すレッスンを心掛けています。

昨日は、“やさしいなつのひ”のレッスンで、クレッシェンドとデクレッシェンドを勉強しました。

その後、ギロックの楽譜のクレッシェンドとデクレッシェンドに色分けして印をつけてもらいました。

スラスラ弾けるようになったから終わり!
間違えないで弾けたから合格!

ではなくて、その曲からどんな勉強ができるか、あるいは今までのどんな復習ができるか、一旦生徒をピアノの前から離れさせて、楽譜に注意を向けさせることも、とっても大事なレッスンだと思います。

Kちゃんにとっては、昨日は久しぶりの机に向かってのレッスンでした。

ギロックは、スラスラ弾けているので、今度はもっともっと音楽を深めていくレッスンにしよう!

スラスラ弾けるようになると、楽譜ってあまり見なくなってしまうけど、この時点でもう一度楽譜に目を向けさせるレッスンができたから、Kちゃんのギロックは、ますます良い音楽になるに違いない。

由佳先生はそう信じているよ。

頑張れ、Kちゃん!!

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