ピアノの美しい響きと表現のためのペダリング
こんにちは、レーヴ・ジュール音楽院講師の由佳です。
一昨日のことになりますが、ピアノの指導法セミナーに行ってきました。
第5回PTC(ピアノ・ティーチャーズ・サークル)公開講座でした。
いつもは、ヤマハ仙台店6階のホールで行われるのですが、耐震工事のため使えず、すぐ近くのホテルベルエア仙台というところで勉強してきました。
地下にミュージックホールがあるホテルなんですね。
セミナーテーマは、
【ペダリング ピアノの美しい響きと表現のために】
講師は、堀江真理子先生。
ピアノの演奏の中でなくてはならないのがペダリング。
ペダルの使い方一つで良くも悪くもなるピアノの曲。
どう踏めばよいのか、どう踏むべきなのか、といったことを系統的にきちんと学ぶことって案外少ないです。
私、30年近くピアノを弾いてきましたけど、ペダルは下手なんですね・・・(;´∀`)
先生のレッスンを受けると、必ずと言っていいほどペダリングを注意されます。
ショパンが好き、ショパンが得意~なんて言っておきながら、ペダルが下手って・・・
もはや致命傷なんですけど・・・(^^;)笑
『ペダルは足で踏むものではない、耳で踏むもの。』
このようにおっしゃった堀江先生の言葉が心に残りました。
美しい音色を求めて。
魅力的な音作りを追求して。
とにかく自分の出した音を耳でよく聴いて、音作りをしていくことの重要性を再認識いたしました。
現代のほとんどのピアノには、ペダルが3本ついています。
それぞれのペダルの役割や、バロックから近現代に至るまでのペダルの歴史等、いろいろと勉強してきました。
バッハの時代のピアノ(厳密にはピアノじゃなく、オルガンだけど。)には、ペダルはなく、モーツァルトの時代には3本、ベートーヴェンの時代には5本もペダルがあったり、その後2本になったり、1900年代に入ってから今の形態が定着してきたのだとか。
そう考えると、バッハを演奏する時とベートーヴェンを演奏する時では、明らかに表現に違いをつけて演奏する必要性があるということが分かります。
自分の練習に、そして生徒たちのレッスンに、学んだことを活かしていきたいと思います。
なるべく早いうちからぺだるを取り入れたレッスンをするように、とおっしゃっておられました。
コンサートが終わったら、徐々に導入していこうかな。
生徒たちのレベルアップを図っていかなくては!!
セミナー後は、恒例のカフェランチ♪
エビオムライスを食べてきました!(^^)!
エビオムライスなのに、エビの少なさにちょっとガッカリ・・・笑
でも、黒豆茶、美味しかったわ(笑)
今週末に教室のピアノコンサートを控え、生徒たちの本番前ラストのレッスンが続いている今週。
みんな、良い仕上がりです(*^▽^*)
レーヴ・ジュール音楽院・・・仙台市泉区・北中山のピアノ教室
お問い合わせ TEL:022-379-6130