ピアノの先生のコンサート前のお仕事

2014-11-25

こんにちは、レーヴ・ジュール音楽院講師の由佳です。

この1週間は気温の差が激しいですね、仙台。
15度超えの暖かい日もあれば、今日は雨降りで6~7度。
今週末に我がピアノ教室は、コンサートを控えていますので、気温の差で体調を壊す生徒が出なければいいな、と願う毎日です。

そういう私自身も、実はここ数日、体調が怪しかったりするのですが・・(;´∀`)
でも、気持ちでなんとか吹き飛ばしながら(?)、敢えて気にしないという戦法をとりながら(?)、過ごしています(;^ω^)

さて、コンサート前のピアノの先生のすべきことについて、今日も書きたいと思います。

☆会場取り&会場スタッフとの打ち合わせ

コンサート会場を取らないことには、始まりませんよね(笑)
取れたら取れたで、スタッフとの打ち合わせを綿密にやっていかなければなりません。
今年の8月から、何度も会場に足を運び、少しづつ話を進めています。

ありがたいことに、これらは私の師匠がすべてやってくださっています。
司会者選び、ピアノ選び、足台レンタル、照明、反響版の設置、ピアノ椅子、パイプ椅子、その他当日のタイムテーブル・・等。

私はピアノ教師2年目のまだまだ新米ですから、個人でコンサートを取り仕切る自信がありません・・(>_<)
なので、師匠の教室のコンサートに自分の生徒たちを混ぜていただくというスタイルなんです。
師匠も私のことを、あくまで“自分の生徒”と見てくれていますので、正直、私としては気がラクと言いますか・・(笑)甘えてしまっています、ハイ・・(;´∀`)

☆生徒たちの曲決め&プログラム作成

まずはソロ曲を決め、連弾をおススメできるほどの余裕のある生徒の有無を考慮し、声を掛けます。
これも、8月にコンサート日が決定した直後から考えていました。

♪クラシック、ディズニー、ジャズ、洋楽といったジャンルのバランス
♪バロック、古典、ロマン、近現代といった作曲家のバランス

これらのバランスを考えながら、聴きに来てくださる家族や友人たちが楽しめるプログラムであるようにということも考えます。

クラシックは必須ですけど、それだけだったらお客さんウケは正直微妙ですから。
ディズニーなど、耳馴染みの曲をちょこちょこ織り交ぜることによって、楽しんでもらえるように考えなければなりません。

ある程度自分の意志がはっきりしている生徒さんには、希望を聞き、なるべくそれに沿う形で。
まだ自分で決められそうにない年齢の生徒さんたちには、こちらで数曲候補を絞り提案する形で。もちろんそれを、保護者の方にも聞いてもらいながら。

だいたいの生徒さんは、8月中には曲を決め、練習に取りかかりました。
丸々3ヶ月をかけ、じっくりと完成度を高めて、今週末いよいよステージで演奏披露となるわけです。
生徒一人一人の3ヶ月間の努力の積み重ねが、きっと本番で花開くでしょう。

そして、本番の約1ヶ月前には、プログラム作成に取りかかります。
生徒たちの名前や学年、曲名、作曲家などに間違いや、漢字の誤字脱字がないように注意を払いながら、印刷のプロに原稿を投稿します。

そして、今回出来上がったプログラムがこちら♪

レーヴ・ジュールピアノコンサートプログラム

『これ、誰?』と、聞く人も続出していましたが、こちらはショパンの肖像画です。
師匠が好きなんですよね、ショパン(笑)
あ、私もショパン好きです(*^▽^*)

曲のバランスもなかなかいいでしょ??
ちょっとギロック人気に傾いていますけど(*´▽`*)

☆記念品選び

生徒の年齢、性別も様々ですので、皆が同じ記念品ではちょっとね(;^ω^)
一人一人の顔を思い浮かべながら、あちこちお店に出かけては、ステキなプレゼントを選びましたよ。

レーヴ・ジュールピアノコンサート記念品

人数分の記念品が、もう紙袋にきちんと入れられて、由佳先生のお部屋にスタンバってます(笑)
これは、当日のお楽しみ!!

こんな感じでしょうか。
日々のレッスンや自分の練習の他に、細々とした決め事が本当に多いんです。

私が先生としてステージに生徒を送り出す側は、今回のコンサートが2回目となります。
肝心なところは師匠がしっかりと責任を引き受けてやってくださっていますので、私は半人前ですけど、コンサート前のピアノ教師がこれほどまでに忙しいとは、これまで感じたこともなかったです。

まだまだ私は半人前ですけれど、こういう仕事をしていると、これまで何十年も定期的にこういう発表の場を取り仕切ってこられた師匠が本当にすごいと思います。

発表会・コンサートというイベントがないピアノ教室は、いくらだってあります。
逆に言うと、別にこういうことをしなくてもピアノの先生はやっていけるんです。

それでも、教室の活性化のために、そして、生徒たちの成長を促進するために、こういう機会を与えることは先生として大切なことなんだと思います。

今週末のレーヴ・ジュールピアノコンサート。
心から成功を祈ります!!

輝け、みんな!!!!!!!!!!!!!!

 

レーヴ・ジュール音楽院・・・仙台市泉区・北中山のピアノ教室

お問い合わせ TEL:022-379-6130

 

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