由佳先生のブログ

『きらきらピアノ』でこどもの好奇心アップ!

2014-08-29

こんにちは、レーヴ・ジュール音楽院講師の由佳です。

仙台は、ここ2、3日、とっても涼しくて過ごしやすいです。寒いくらいです。
夜には、虫の声が聴こえ、秋の気配が深まってきましたね。
夏ももう終わりですね。

昨日はピアノ指導法セミナーに出かけてきました。
場所は、仙台市青葉区一番町にあるカワイミュージックショップ仙台4階ホール。

カワイミュージックショップ仙台 ピアノセミナー

セミナー講師は、作曲家の轟千尋先生。
テーマは、≪『きらきらピアノ』でこどもの好奇心アップ!わくわくレッスン!≫というもの。

我がピアノ教室の生徒たちにも人気のある《きらきらシリーズ》。
轟先生は、この楽譜の著者であられます。
こどものピアノ名曲集 轟千尋 きらきらシリーズ
全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)のピアノステップの自由曲や、レーヴ・ジュール音楽院のピアノコンサートの選曲にも大いに使わせていただいています。

生徒たちの目の輝きが違いますよ、ホントに♪
まさに《きらきら》です(*^▽^*)

これらの楽譜を使いながら、読譜の3つの裏ワザを教えていただきました。

楽譜に書かれていることは、1、2割にしかすぎません。
ピアノの指導者は、楽譜に隠された作曲者の思いを読み取るテクニックを身につけて、それを生徒たちに伝えていかなければなりません。

轟先生曰く、そのテクニックは150ほどあるそうです。
昨日は、そのうちのトップ3を勉強してきました。

☆転回形
☆倚音
☆ベースライン

ピアノ講師ラボのCD教材でも、ヤマハのPTC(ピアノ・ティーチャーズ・サークル)講座でも、これまで轟先生の講座は受講しておりますが、何回受けても勉強になります。

♪様々な響きに出会う(幼児期~小3くらいまで)
♪コードネーム(小6までにマスター)
♪音楽理論(中学以降)

このような適期教育についてのお話も聞くことができました。

脳科学者の研究によると、子どもの聴力が伸びる時期は8歳まで。長く見ても12歳くらいまでだろう、と言われているそうです。

この時期にいかに多くのおしゃれな響きに出会うかが重要なことなんですね。
ですから、教師側も、いろんな曲を与えていくように、とおっしゃっていました。
小さいうちは感覚で与えていくことだけで十分。

その後、理論や理屈で教えるのは身体が変わるころが良い、とのこと。なので、中学生くらいからなんですね。

ソナチネの指導法も目からうろこでした。

レッスンに還元していかなければ!!

セミナー後は、お気に入りのカフェに立ち寄ってランチ♪♪

仙台 JAM CAFE
“明日のお昼は、あそこのカフェのタコライスを食べよう♪”と前日から決めていたタコライス(笑)

ランチをしながら、セミナーで学んだことをすぐに復習!
ノートを見返しながら、楽譜を眺めながら、美味しいタコライスを食べながら、ゆっくりと一人の時間を満喫して帰ってきました(^_^)v

ピアノ指導法セミナー

今後の生徒たちのレッスンで、学んだことを活かせるように私も日々勉強です!

 

レーヴ・ジュール音楽院・・・仙台市泉区・北中山のピアノ教室

お問い合わせ TEL:022-379-6130

 

眞子ちゃん(年長)の流した涙

2014-08-24

こんにちは、レーヴ・ジュール音楽院講師の由佳です。

久しぶりのブログ投稿です(;´∀`)
休みボケもいいとこです、ハイ・・・(;’∀’)

我がピアノ教室では、先週1週間の夏休みをいただいて、今週からピアノのレッスンを再開しています。

生徒たちも練習に打ち込んだようで、休み明けのレッスンで努力の成果を自信満々に見せてくれる生徒もいます。

しかしそんな中、昨日の眞子ちゃん(年長)のレッスンは、涙涙のピアノのレッスンとなりました。いつもニコニコ顔で私を癒してくれる眞子ちゃんなんですが・・・

夏休み中、リズム譜を10個も練習してきたという眞子ちゃん。
しかし、1つ目のリズム譜でうまくできなくなっちゃって、その後混乱、そして固まる・・。
必死で涙をこらえるのですが、いよいよこらえきれなくなりお母様に抱き付く。

レッスン当日の朝も、お母様と一緒に練習を重ねてバッチリだったみたいです。
朝練までしたのに・・・なんで??っていう気持ち。

練習を頑張ったからこその涙だよね。
お家ではできたのに、レッスンで分からなくなっちゃう悔しさ。

大好きなリズム打ちで、自信喪失・・
相当ショックだったと思われます。

お母様にハンカチで顔を拭いてもらって、ティッシュで鼻をかみ・・・

mピアノレッスン2

気持ちを立て起こして頑張ろうとするのですが、なかなか涙が止まらなかったね(T_T)

『眞子ちゃん、泣いていいよ~。泣いたらスッキリするから。気持ちが落ち着いてからまたやってみよう!』
と、声を押し殺して涙する眞子ちゃんにそう声を掛けました。

『お家で一人で練習していると、こんな気持ちになることないもんね。良い経験だ!』と、お母様はちょこっと嬉しそう(笑)

その後、涙をなんとかこらえながら、ワークブックの問題にチャレンジしたり、お手玉を使ったレッスンをしたり・・・

mピアノレッスン1

でも、リズム練習は最後まで拒否していました(笑)

『リズムは今日はもういいよ。またお家でやっておいで。先生ね、眞子ちゃんがちゃんとできるの知ってるから(*´▽`*)』

レッスン後、

『頑張ったね、眞子ちゃん。えらかった。大丈夫だよ、眞子ちゃんできるから。お家でできたのに、先生の前でできなくなっちゃったから悔しかったんだよね。でもね、そういう子、いっぱいいるんだよ。眞子ちゃんだけじゃないよ。』
と言うと、またまた涙。

逆に、良いことだって思わなきゃ!!

家で一人で練習していてできていたことが、先生の前で、あるいは、人前でできなくなるということは、さらに自分に練習を課さなければならないということ。

ピアノの世界は甘くない。

それが分かって良かったじゃない♪♪

ピアノのレッスンって、メンタルまで鍛えられますね。

昨日の眞子ちゃんが流した涙、これまで何人もの生徒たちが私の前で流してきました。
でも、涙の後、彼らは決まって精神的に成長し、ピアノも上達しました。

だから眞子ちゃんが昨日流した涙は、眞子ちゃんがまた一つ成長するために必要な涙なんだよね。

今後の眞子ちゃんが楽しみです(*^▽^*)

それにしても、この類の涙を流した生徒たちに励ましの声を掛けていると、私までも涙腺緩むんですよね(笑)気持ちがすごく分かるんだ~(>_<)

生徒の前では、絶対に涙は見せないけど。
昨日も危なかった・・・(;^ω^)

 

レーヴ・ジュール音楽院・・・仙台市泉区・北中山のピアノ教室

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2014 レーヴ・ジュール音楽院ピアノコンサートのお知らせ

2014-08-12

こんにちは、レーヴ・ジュール音楽院講師の由佳です。

今年のレーヴ・ジュール音楽院ピアノコンサートが決定いたしました。
下記の通り、実施いたします。

日時:2014年11月29日(土) 夜
場所:仙台市泉文化創造センター(イズミティ21) 小ホール

詳細な時間については、分かり次第再度お伝えします。(私の先生が決めます。)
私の師匠の教室との合同ピアノ発表会となります。

今日から私の夏休み~(≧▽≦)

コンサートに向けての自分の練習や、生徒たちの選曲など、しなければならないことがたくさんあります。

生徒たちの選曲については、じっくり時間をかけながら考えています。
一人一人の顔を思い浮かべながら、その子に合った雰囲気の曲を楽譜棚から見つける作業。

クラシック、ポップス、連弾などなど、ジャンル別に分けて考えています。

♪バッハのメヌエットがいいかな。
♪ギロックも弾かせてみたいな。
♪シューマン、頑張れるかな。
♪ブルグミュラーは、定番だな。
♪邦人作曲家もやらせてみたいな。
♪ディズニーやジブリも弾く子がいたらおもしろいよね。
♪ショパンは・・・まだまだ生徒たちには難しいな。だからショパンは私に任せて!!(笑)
♪連弾はどうしようかな。

などなど。さらに、

☆これは◯◯ちゃん(くん)のイメージだわ。
☆この曲は、◯◯ちゃん(くん)、頑張れば弾けるかな。
☆◯◯ちゃん(くん)、ここの和音、手届くかな?
☆◯◯ちゃん(くん)は、和音なしの曲がいいよね。
☆これは、季節にぴったりだから誰かに絶対弾かせよう。
☆この曲、前に◯◯ちゃん(くん)弾きたいって言っていたよな。

あれこれ曲を弾きあさっては、ボソボソと独り言を言いながらメモしていく私。
あっという間に時間が過ぎます。

ピアノ曲集2

入門者、あるいはコンサートの舞台が初という生徒のために・・・

ピアノ曲集1

頑張り屋さんの生徒のために・・・

ピアノ曲集3

ディズニーやジブリ等、子どもたちが喜びそうなジャンルも忘れずに・・・

私の夏休みは、生徒たちの選曲に追われそうです(*´▽`*)
自分の練習もしなくちゃいけないけどね!!

充実した休みになりそうです(^_^)v

 

レーヴ・ジュール音楽院・・・仙台市泉区・北中山のピアノ教室

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教則本修了ラッシュ!!

2014-08-11

こんにちは、レーヴ・ジュール音楽院講師の由佳です。

台風11号の影響で、ここ数日、仙台は25度前後のとっても涼しい日が続きました。
これくらいの気温だと、過ごしやすいですね。

台風が過ぎ去って、また明日から仙台でも30度超えの真夏日に戻るようです。

我がピアノ教室は、今日までレッスンがありますが、明日から1週間、夏休みをいただいております。
私もお休みしないといけませんからね(笑)

休み中は、自分を養う時間にします。

そして、休みが明けたら、パワーアップしたピアノ教師としてまたレッスンを再開したいと思っていますので、生徒の皆さん、私のレッスンについてこれるように覚悟しておいてくださいね(笑)

今日は、最近の生徒たちの頑張りをご紹介いたします。

我がピアノ教室で大人気の教則本、《リズムのほん》を修了していく生徒が続出!!

まずは、小学2年生のHちゃん。

先週のレッスンでのこと。

レッスン室に入ってくるなり、開口一番、

『リズムね~、宿題だったところ以外にもいっぱいやってきた!!』と、ニコニコ顔(*^▽^*)

h ピアノレッスン リズムのほん3修了

その言葉通り、32個のリズム譜を一気にクリアして、《リズムのほん3》を修了しました。

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次は、Kちゃん。
Kちゃんも小学2年生。

同い年のHちゃんの進度が気になるようで、

『Hちゃん、どこまで進んだ?』と聞くので、
『Hちゃんね、さっき終わったよ!』と言うと、
『えっ!!あ、そう。』と一言(笑)

Kちゃん、そこから奮起!!

Kちゃんも、Hちゃんと同じ日に《リズムのほん3》を修了しました。

k ピアノレッスン リズムのほん3修了

KちゃんとHちゃん、良きライバルだね(*´▽`*)
切磋琢磨しながら頑張ってほしいです。

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最後は年少さんのK君。
彼は、当ピアノ教室の最年少。

4歳になったばかりのK君ですが、とっても頑張り屋さんです。

K君は、先日のレッスンで、《リズムのほん2》を修了しました!

k ピアノレッスン リズムのほん2修了

毎週毎週、確実に宿題をこなしてくるK君。

こういうコツコツと努力を重ねられる子が、上達していきます。

当ピアノ教室には、努力のできる子がたくさん通ってきてくれています。

私としては嬉しい限り♪♪

来週以降、それぞれがレベルアップした次のステージに進みます。

みんな、頑張ろう!!

 

レーヴ・ジュール音楽院・・・仙台市泉区・北中山のピアノ教室

お問い合わせ TEL:022-379-6130

 

悪い練習例

2014-08-07

8月に入って、生徒たちのレッスンが1巡しました。

幼稚園児たちや小学生の生徒さんたちは、良い具合に日焼けしています。
充実した夏休みを送っているようで、お出かけした話なども聞かせてくれますよ。

夏休み中ということもあり、生徒たちの練習量がものすごい!!
私のほうが、生徒たちに励まされています。

ピアノの上達には、練習しかないわけですが、その練習にも良い練習と悪い練習があります。
せっかく長時間ピアノに向かって練習していても、悪い練習をしていてはもったいないですよね。

今日は、自宅練習の悪い例を取り上げます。

レッスンで、ある部分を“もっと強く弾くように!”と言われたとします。
ピアノのレッスンから帰ってきて、さっそく先生から言われた箇所の練習に取りかかります。
生徒(お子さん)が、その部分を弾くやいなや、お母さん(あるいはお父さん)が、『そこ、“もっと強く!”って言われたでしょ!!』と、間髪入れずに言ってしまうと、子どもは自分で考えることをしなくなってしまいます。

注意されたら直す、というのが、ある意味一番楽な練習方法だからです。

何も考えずにただただ指だけを動かし、注意された時だけ直すという練習を繰り返していると、生徒は自分の頭で考えなくなるので、上達しません。

直っていない箇所を大人がその都度注意すれば、子どもはすぐに直すので、一見効率が良いように思われるかもしれません。
しかし、それでは、子どもの脳にしっかりとインプットされていないので、生徒自身はすぐに忘れてしまうのです。

これは、自宅練習だけでなく、ピアノのレッスン現場においても言えることです。

生徒が自分で考えて弾いているかどうかが大切です。

先日のレッスンで、4歳になったばかりのK君が、手のフォームに気をつけながら弾くというのが難しく、レッスン中、何度も何度も私に注意をされていました。

私が、『K君、手!良い手の形は??』と声がけすると、すぐに直ります。

声がけすると直るのであれば、本当は自分の意識次第でできるということなんです。

その意識が大事なんです。
意識するということは頭を使っているという証拠ですから。

レッスン後、K君にこんなお話をしました。

『今日は、良い手の形をいっぱい練習したね。今日は先生からたくさん注意されたでしょ?注意されてから直すというのは、とっても簡単なことなんだよ。一番ラクな練習方法なの。K君はね、もう注意されなくても自分で気をつけながら練習できると思うから、1週間頑張ってごらん。ママに言われなくても、自分で気をつけながらピアノを弾くんだよ。自分の頭で考えて練習してごらん。』

K君は、我がピアノ教室の最年少。
幼稚園の年少さんのK君であっても、頭を使った練習はしてほしい、と私は思います。
むしろ、3~4歳の小さなうちからこういったことを積み重ねることが、その後の意欲向上やピアノ上達に欠かせない要素だと思います。

ピアノ以外にも絶対に役立つことです!
訓練です。日々の訓練!!

自分の生徒たちには、ピアノを通して様々な大切なことを身につけていってほしいですね。

 

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